クリスマス☆バージョン模様替え中の我が家「借景の家」をご紹介!!
7年前に完成した一戸建ての住宅
『借景』とは、遠くの山など景色を自分の庭の一部のように取り込む技法のこと。この家は武蔵野市のはずれに24坪の土地を買って、家族5人のための木造3階たてを建築した自宅です。敷地はわずかですが、家の東南に面しているお隣さんの開けたお庭や神社の杜の景色を借りて光や風を取り込み、近隣商業地域の住宅街だけど、明るく開放的で伸び伸び子育てしたいということが設計のテーマでした
玄関ホールの様子より。1階は採光が望めない敷地条件のために、シューズインクローゼットや収納庫、書斎コーナー、自転車置き場の玄関ホールがあります。タイル貼りにしたのはデザイン性のみならず冬の暖房用蓄熱のため(タイルやコンクリートは蓄熱性の高い建材)でもあります。1階の床下の断熱材で覆ったコンクリート基礎をFFガスファンヒータで温める蓄熱床下暖房としてます
クリスマスシーズンになるとIKEAのツリーを引っ張り出してきて、飾り付けをやるのが子どもたち3人のお仕事
飾り付けしている間に、この家の2階以降も紹介!!
2階LDKの様子
自然素材で仕上げてます
無垢材の床など自然素材で仕上げると、子ども達が自然と裸足で駆け回りたくなる理屈抜きに気持ちの良い質感になります。この家では建設当時に林野庁の補助金活用もあり、近年珍しい柱や土台など木材が国産の無垢の木で建てました。床はチーク無垢材に舐めてもOKの自然塗料で仕上げてます、壁と天井は調質性の高い火山灰を原料とした塗り壁で仕上げております
木のキッチンに挑戦
お隣のお庭が借景の木製キッチンの様子。木のキッチンと言っても扉だけが天然木はたくさんありますがこの家ではそれに加えてカウンタも本物の無垢の木(ウォールナット)でつくりました。ウォールナットの上に天然オイルを塗って木の質感を活かしてます。水が飛んですぐ腐るかと思いきや、それなりに気を使って5年経過しましたが、全く傷んでいないので成功してます。詳しくは下記に紹介
密集住宅街ですが、窓をあける位置など工夫し景色も最大限取り込む
キッチンから見える100坪のお庭!! お隣さんの敷地ですが
3代以上続く樹齢100年以上の一本松も もうすぐ雪景色かな・・お隣の家の松ですが。今度はうちから照明を当てさせて頂きライトアップを画策中
3階建てが立ち並ぶ住宅街ですが なるべく隣の建物を感じない位置に窓をあけてます
廊下の床の一部がスノコ状で光を下階に落としてます
光や風の抜けを配慮し、3階以降は個室が立体的につながっていく
ワーロン紙の障子で仕切る3階の子ども室の様子。3階からは子ども室がスキップフロアでつながる構成、階段上がると個室、また少し上がると個室という感じ。視覚的な拡がりを持たせている
この家はテレビや雑誌でも紹介されまして特に印象に残ったものを紹介して終わりたいと思います
渡辺篤史さん登場の建物探訪に
めざましテレビのイノ調に
なぜか あばれる君はお風呂まで入っていかれました。。今話題の渡部さんもヒルナンデスの取材でいらしゃいました!頭の切り替え早く一番面白かったのに今の状況残念
そんなこんなで今年もようやく飾り付けが完成!!
ツリーに願い事を書いて吊るすとクリスマスの朝にプレゼントが届く仕組み(10歳くらいまで)です。「健康でいられること!」でいいじゃないとか言って、値段の高い願い事にならないように誘導中
今年ももう少し、おかげさまで新しい計画も目白押し状態。若干混乱してきました、スタッフ一丸ラストスパート!!
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