2011年完成 9年経過の東京は狛江市にある「雨水利用の家」をご紹介!! 狛江市の住宅街に建ってますが、この家にはささやかながらも畑や花壇を敷地の中心につくりコの字型に囲んでプランニングした住まい
鋼板を使ったモダンな外観の四角い家 まずはこの家の特徴を簡単に説明
「毎日続けられて、楽しみながらエコロジーを目指す住まい」
光や風、さらには緑や雨というただ(無料)で無限に与えられる身近な自然エネルギーをシンプルな仕組みで最大限生かす住宅。お施主様は若いですけど庭イジリもお好きということで屋上緑化やお庭の緑をたくさん植えました。緑を育てるのにきれいな水(上水)ではもったいないということで雨水利用が登場、さらに雨水でトイレの洗浄もしようという試みも取り入れました
雨水循環の仕組み(断面図)をご説明。難しいようですがただ雨水タンクに雨水がたまってそれを建物内でも利用しているだけです。貯めた雨水を利用してトイレの洗浄水や庭・屋上緑化の散水、非常時などに利用している
駐車場の下部に2トン雨水タンクの様子 トイレの洗浄水にも利用しているため、雨水がなくなり空っぽというわけにいかない。雨水がなくなったら最低限上水(きれいな水)が補給される仕組み(補給水は最低限で、雨水が優先してたまるような仕組みになっている)。狛江市の降雨量から計算すると、4人家族の場合、2トンタンクで一年の半分が雨水だけでトイレ洗浄できる。 家庭菜園のある庭の様子 都市部で暮らしても「食べる庭=エディブルガーデン」をつくろう!!雨水で育てて、ニラやトマト、茄子、枝豆、ねぎ、キャベツ、レタス、白菜、ニンジンが採れました!!野菜を育てることがお好きな場合はまさに楽しみながらエコロジーが実現できます
梅雨の雨水を利用して育てた野菜たち
そしてゴーヤの話に戻りまして、4~5月と準備していた浴室ゴーヤカーテンが大きく育った6月頃の様子
7,8月頃の浴室ゴーヤーカーテンの様子♪
浴室はハーフユニットという下だけユニットバスを採用して上はサワラの板張り
ゴーヤ以外にもたくさん植樹してまして建物内部から見える活き活き緑の様子もUP
玄関入ってすぐ正面の「ナンジャモンジャ」の木
和室から足元窓先の花壇の様子
屋上菜園には自動散水機を設置。設定は簡単!決まった時刻に決まった量の雨水を流すことができます
屋上菜園で育てたナスを収穫中♪
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