今日はニッチな話題をUP!!

武蔵野市にて完成した新築一戸建て住宅より、丸く開けているのは上部は丸い明かり取り、下部は丸い飾り棚のニッチ

ニッチとは何か?
ニッチとは壁の一部に凹みをつくり、そこに空間をつくることで、壁に内蔵された固定棚のようなもの。


ニッチは、キッチン、リビング、洗面、階段、玄関など、さまざまな場所に設けることが可能で、本を並べてもよし、飾り棚としてもよし、造り付ける場所や生活シーンによって、その用途も実に多様となっている。


ニッチの奥行きは壁の厚さにもよりますが、一般的な在来工法の場合、壁の厚さは13cm程度ですので、石膏ボードの厚みなどを差し引くと、ニッチの奥行きは7,8cm程度。設計の早い段階から計画をすれば、壁を厚くして、もっと奥行きのあるニッチをつくることも可能。

ダイニングキッチン横のマガジンラック ステンレスパイプでずり落ちないように。

キッチン流し台の奥に設置すればスポンジ置き場 内部の仕上げは掃除しやすいパネル材

階段沿いのアイアン飾りのニッチ



玄関ベンチの上部にもちょっとしたモザイクタイル張ニッチ

階段との間仕切り壁には、壁厚を利用した造作ニッチ

洗面台横ニッチ

リビング・テレビ台上部にもちょっとしたニッチ飾りを。

設計の段階で組み込めば、テレビの厚さ分引っ込めるニッチも。配線もすべて組み込んでDVDデッキやオーディオと連結することも可能

エコスマートファイヤというミニ暖炉もニッチ内に納めている

スタディコーナーの白いニッチ

ピアノの横にもニッチ

住宅に限らず福祉施設などの設計でも採用!

ニッチをイメージした園児たちの居場所も
ちょっとした場所に、ちょっとした工夫を大切に設計しております
建築に関するご相談は無料で承ります。お気軽にご相談下さい。
出来る限り適切なアドバイスをさせて頂きます。