武蔵野市/吹抜けのある台形平面形の家2025/06/14

 

武蔵野市内にて新築住宅 ”台形平面形の大きな吹抜けの家”がまもなく完成 植栽などの外構工事へと続いていきます!

 

南側道路に接道し敷地の南側を最大限にあけ、お庭や駐車場などに利用できるように建物を台形型のプランで計画!木造在来工法で建てた2階建て延べ面積で30坪の家です。

 

 

台形プランの拡がりのある位置には南東に面したリビングダイニングスペースを配置。天窓や電動で開けられる高窓からは十分な採光、通風を確保し、高気密高断熱仕様の吹抜けのある空間

 

 

 

この家ではアクアフォームという吹付け断熱を採用、吹付け専門業者さんによる断熱工事を実施しました

 

 

 

ミーレの大容量食洗機などこだわりキッチンに、さらに広いパントリーも併設

 

 

他にも使いやすい場所にシューズインクローゼットやファミリークロークなど収納スペース完備。ファミリークローゼットやシューズインクローゼットなど適材適所に収納スペースを配置し使い勝手に配慮したプラン

 

シューズインクローゼットの様子

 

2階は最初から細かく間仕切らない間取りを採用しています。吹抜けに面した2階部分は多目的なホールで、今は小さいお子さんの遊びスペースです。来客用スペースや将来はさらに子ども室が二つになるようにもなり、フレキシブルな空間利用に配慮。

 

 

 

 

外構植栽工事、太陽光パネルに蓄電池も設置 いきいき生活しながら完成へ

 

施工 株式会社小林

 

 

 

 

 

 

 

 

武蔵野市の家のように弊社は吹抜け空間のある家を多く設計させて頂いており、吹き抜けのメリットデメリット、気を付けなければならない点などこれまで設計させて頂いた家々と一緒にご紹介します。

弊社で設計した”吹抜けのある家たち”

 

 

吹き抜けは何となく良いな~と思っても具体的なメリットやデメリットはわからないという人も多いはず。そこで、吹抜けのプランにはどのようなものがあるのか、おしゃれな空間にするためのポイント、吹抜けにする際に注意すべきポイントなどSUUMOさんの取材に答えましたので参考に下記リンクもします。

 

SUUMO

 

 

 

 

 

リビングや玄関など明るく開放的な空間にしてくれる「吹抜け」

 

吹き抜けに面した階段横には本棚設置。階段がちょっとした居場所になる家

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊本市で完成した愛車と暮らす家より

 

 

 

 

 

 

 

 

吹抜けのメリットとは?

吹抜けにすることによって、空間が縦に広がり、開放感を演出することが可能に。

「通風・採光面でのメリットが大きいですね。窓が高い位置に設置できるので、太陽の光をしっかり1階まで取り込むことができるようになります。また、吹抜け上部に熱が上がるので、空気が循環することで風通しも良くなります。また、吹抜けで1階と2階の空間のつながりができることから、家全体のコミュニケーションが円滑になります」

吹抜けのメリット

・開放的な空間を演出できる
・通風・採光が取れ、明るく清々しい空間になる
・家族のコミュニケーションが円滑になる

 

 

 

1階に親世帯、2階に子世帯の二世帯住宅を結ぶ小さな煙突吹き抜け。ちょっとしたコミュニケーションに最適!

 

 

 

 

吹抜けにするときに注意すべきポイントとは?

 

 

吹抜けのデメリットとは?

一方、デメリットとしては、吹抜けにする場合は2階部分の床面積が狭くなることが挙げられる。また、上下階の空間のつながる分、音が筒抜けになることや、料理などのニオイが気になるということも。「大きな吹抜けをつくる場合は、断熱性や気密性をしっかり担保しておかないと、冷暖房の負荷が高くなり、光熱費の負担がかかるケースも」

 

 

吹抜けの時デメリット

・2階部分の床面積が狭くなる
・音やニオイが気になる場合も
・断熱性・気密性を担保しないと熱効率が悪くなる
・空間がつながり開放感が出る半面、家族間のプライバシーの担保が必要になるケースも

 

 

吹抜けにする目的を明確にする

 

まず、吹抜けを取り入れる際に大切なことは、吹抜けにする目的を明らかにするということ。コミュニケーションを円滑にしたいのか、採光・通風面を重視したいのか、開放感のある空間にしたいのかなど、優先順位をしっかりつけてプランニングをしよう。

「吹抜けにすることで2階の床面積が狭くなるため、その分吹抜けにする目的をしっかり持ってプランニングしましょう。また、吹抜けでいろいろな空間とのつながりが生まれるので、プライバシーを確保したい場合は、個室もきちんと確保してしておくことが大切です。2階に個室を設けて最小限のスペースにすることが多いですね。家族でシェアするスペースとプライベートスペースを上手に両立させましょう」

 

 

 

 

 

断熱性・気密性を担保した住宅性能に

 

吹抜けにすることで縦空間が広くなるため、住宅の断熱性・気密性を高くすることは大前提だ。また、吹抜けの上部にはエアコン、シーリングファンを設置して、上部に溜まった空気を循環させる仕組みをつくろう。その際には吹抜けの方位を見極めて配置しよう。エアコンはメンテナンスできる場所に取り付けるように注意を。
「例えば、キャットウォークのように2階を回廊にしておけば、メンテナンスしやすいですよ」

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吹抜け上部をぐるりと回廊にしてメンテナンスもしやすい。グレーチングになっているので、しっかり1階まで光が差し込む
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効率的に光を取り込み、空気を循環させる仕組みをつくる

そして、風通しと採光が取れるよう高い位置に窓をつけることもポイントだ。
「窓は電動式で開閉できるようにすると便利。日差しを遮るためのブラインドやシャッターを取り付ける際も同様ですね。窓は庇を長くつくっておけばメンテナンスもそこまで必要ではありません」

 

 

SUUMO

 

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