木造園舎 上棟!!2020/11/05

00来年4月開園に向けて保育園の現場が元気に進行中

 

東京は西の方、隣が田んぼでのんびりとした風景が広がる環境にて、新築木造の保育園をつくっておりまして先日木の柱や梁が組みあがる上棟を迎えました!

 

2階の保育室内部の様子 大きな梁が伸びやかに拡がって光がたっぷりの明るく開放的な空間。

 

地産地消 地元の木材をふんだんに利用して建て方を行いました。「燃え代設計」という設計手法で耐火性能を確保した上で 梁を木のまま現わすことができ、木をふんだんに感じられる仕上げとなる予定です。ここにたくさんの遊具も加わり楽しい保育ができる環境になる予定です。

 

 

 

完成予想外観イメージCGの様子 木造2階建て園舎でモザイクタイルがアクセントの外観デザイン。0歳から5歳までを預かる認可保育園で、随所に楽しい遊具やデザインで、自分の子どもも預けたくなるような保育園を目指して設計しました

 

 

 

900平米の広くて変形した敷地の園庭をぐるりと取り囲む黄色い部分にはアスレチック要素の高い『外部遊具』が設置される予定

 

外部遊具イメージスケッチより(外部遊具デザイン&スケッチ:(株)中村製作所)

 

飛び跳ねたりくぐったり身体をいっぱい使って楽しく遊べる外部遊具が設置される予定

 

小さい子からお兄ちゃんお姉ちゃんまでが一緒になって遊べるもので、普通の公園にない遊具でいっぱい。それらが繋がってグルリと園庭を取り囲むという壮大なものが出来上がる予定

 

 

 

園舎自体も言ってみれば大きな遊具のようなイメージで配置してまして、内部に色々楽しい仕掛けを盛り込んでます

 

1階の保育室の様子 1階には0歳から2歳までの小さいお子さんの部屋で明るく温かい雰囲気に、全体の雰囲気や園児が触れる場所はなるべく自然のものをと考えております

 

 

3~5歳までの2階の保育室のイメージCGより 燃え代設計という手法で耐火性能を確保した上で梁(木)を現しにしてます。屋根の傾斜を利用した勾配天井でかなり開放的な保育室、2階の広いバルコニーともつながって園庭へもすぐ行けます!

 

 

1階の共用スペースには大きな本棚のような小屋を設置して 迷路になっていたり、本を読んだりできる園児の居場所を考えてます

 

天井には大きな穴があいていて上部の砂時計状のネット遊具と視覚的につながってます

 

砂時計状のネットはだんだん上にあがっていけるようになってましてかなりアグレッシブな吊遊具です。

 

 

 

外も中も楽しい居場所や遊具があふれる木造園舎、来年4月開園予定です!

施工 :OMソーラーなど木造建築で定評のある相羽建設さん

 

 

 

 

自分自身が待機児童問題に直前したことをきっかけに、10年くらい前から認可保育園の設計に関わらせて頂いております。だいぶ解消してきましたが最後の待機児童問題の解消と、少しでも伸び伸び保育が出来るような明るく楽しい保育スペースになるよう微力ながら設計活動しております。弊社設計案件をいくつかご紹介!

 

▼三角屋根の木造園舎 成田コスモ保育園

杉並区にて2017年開園の三角屋根の木造保育園

緑道公園に隣接した敷地環境を活かして「まるで公園の中の住宅みたいな楽しい木の園舎♪」に

 

 

 

▼幹線道路に面した丸窓楽しい みたいぐコスモ保育園

 

 

▼地元武蔵野市で今春完成した保育園

塔状の遊具を上がると拡がる吊り遊具の世界

 

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