【フィンランド編2018】その③ヘルシンキにて「アアルトアトリエ」2018/11/28

 

この国のカモメはデカイ!

フィンランドはヘルシンキにて

 

フィンランドはヘルシンキにて

 

 

 

この国の有名な建築家アルヴァ・アアルトの建築を巡ってまして首都ヘルシンキにある自邸とアトリエを紹介!建築学科の時分より憧れのアアルト、一度は行ってみたかったヘルシンキにある彼のオフィスへ

 

アトリエの様子より、1955年に設計して完成させたアトリエ。今から60年以上前のデザインとは思えない斬新性、ここは中庭と視覚的に繋がった大きな部屋で当時は進行中のプロジェクト模型など置いたり、クライアントと打ち合わせしたりする場所

 

 

いつもの建築旅は一人だったりツアーに参加したりしてますが今回のフィンランドは初めての子連れの旅、三番目の息子が座った椅子は中庭がよく見える特等席、ひとは本能的に居心地の良い場所に留まる

 

 

アアルトは、建物とは中に入ったり使ってみてナンボの物だと考えていた建築家。単なる奇抜な形態の建築とは対極的であり、その合理的なデザインの考え方に共感を覚えます。今回実際にアアルトの建物の中に入ってみて、彼の最も重要な設計思想に触れた気がして感動の連続でした。少しでも見習いたいなと率直に思いました

 

 

所員のデスクが並ぶ事務所の様子

良いものを生み出す環境がありますね

 

 

中庭の様子 暖かい季節は所員たちが集まってランチとか

 

食堂の様子 ここもアアルトデザインのキッチン台にはアイディアがいっぱい

 

フィンランドの木をうまく取り入れ、使う人のための造作家具がそこにある

 

 

 

 

続いてアトリエから歩いて20分くらいの自宅の様子

1934年に土地を購入し、その後2年がかりでアアルト夫妻が設計した住まいへ。この時は別の場所で事務所を構えていたアアルトが首都ヘルシンキでの定住を考え、おそらく忙しいプロジェクトの合間で夫婦で夜な夜な設計していたのではないかと想像できる

 

 

 

 

 

 

アトリエも併設されていてはじめはここでアトリエもスタートしたが手狭になり先のアトリエを建てたという事

 

 

 

図面を拝見すると細部のディテールまでこだわった彼の葛藤が垣間見れる

 

昔はこの窓から海が見えたというアアルトの書斎、当時のままに残されている

 

ちなみにアアルトの初めの奥様はアイノデザインのコップ、日本でも有名ですね。marimekkoやイッタラとartekなどで買い物

 

アアルトの家具や照明器具が置いてあるartekにて。初めて家族五人でのヨーロッパ建築旅、右も左も分からない中、カタコト英語といきなりレンタカーで建築巡るコースでした!意外と自信がついたので次回は何処へ行こうかな

 

 

Category: 建築旅 ,

関連するブログ


設計のご依頼やご相談、
お問い合せはこちら

建築に関するご相談は無料で承ります。お気軽にご相談下さい。
出来る限り適切なアドバイスをさせて頂きます。