三陸にて復興建築群を2022/11/06

日本三景の一 松島にきております

仙台までお仕事で来まして、今日は松島に。これから少し足を伸ばして石巻、南三陸、気仙沼に陸前高田市の復興建築を見に行きます!

 

ここからは3番目の小1のJUI♂7歳との男二人旅。私は新しい町や建築との出会いや発見が楽しみですが、彼はハマっているポケモンメザスタのスーパースターポケモンGETの目的で同行しています。レンタカーで街から街へと移動しながら、途中途中ゲーセンを探して、ポケモンタグもGETしなきゃならない。。この先どんなポケモンじゃなくて、どんな建築が待っているのか

 

 

次の日、朝一番で気仙沼の漁港へ

気仙沼漁港は、太平洋に面した日本の漁港の一つ。世界三大漁場 の一つである三陸沖を操業域とする漁船の主要な水揚げ港。実際の競りの様子を見学中

 

サメの水揚げ日本一の町

 

 

石巻市 マルホンまきあーとテラス(設計:藤本壮介)

コンサートから演劇、講演会から展示会まで、ありとあらゆるジャンルの芸術をカバーする石巻市の複合施設

 

断面案内図

市民が利用するコミュニティ空間で、楽しい居場所も随所に点在。外観の大きな特徴である高い煙突形状の塔は面白いですが、もっと採光が取れたり、空が見えたりしたらよいんじゃないかとなと感じた。デザインはこちらを取るとそちらが取れないバランス作業で外観重視だったのかな

 

 

南三陸復興記念公園 旧防災対策庁舎も残されている

復興の橋

南三陸のさんさん商店街でランチを

 

途中イオンの中のゲームセンターにて、隣の知らない男の子と共闘してスーパーポケモンをGET! 次の町へ

 

 

高田松原津波復興祈念公園(設計:プレック研究所・内藤廣建築設計事務所 設計共同体)

直線的な建物で、真ん中ピロティで海へと続く軸線計画。建物には追悼施設=「静の空間」と道の駅の「にぎわい空間」も同居しているが、見事な両立、素晴らしい建築だった。内藤さん建築は「木」が主役で繊細なディテールと合わせて個人的にも大好きです。

 

 

震災当時、7万本あった松が流され、1本だけ残った松が「奇跡の一本松」と呼ばれました。この松は枯れ死したけどここにモニュメントを設置した。

 

津波で7万本の松林が失われた高田松原。堤防の下の海沿いには、この再生にむけて学生やボランティアも含めた地元の皆さんで4万本の植樹が完了、人間ってすごいなぁと感じます。

 

11年8か月ぶりに再建された陸前高田市立博物館(設計:内藤廣)もオープン!

 

あの震災から10年以上がたち、被災地から観光地になってきていて、まちの賑わいも感じる建築旅でした

Category: 建築旅 , JUIがゆく ,

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