免震共同住宅4 「免震装置&鉄骨架台設置工事」2012/02/23

昨日のTBS「ひるおび」で紹介!!免震共同住宅の様子をUP!!
今回採用している免震の仕組みは簡単にいうとボールを用いた「転がり免震」です。コンクリートの基礎の上に通常であれば土台を設置して建物を組み上げますが、今回はコンクリートの上に免震装置を設置して鉄骨架台+建物を設置します。コンクリートの基礎と建物を切り離して地震力を伝えない仕組み
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免震装置が全て設置され、その上の鉄骨の架台が組みあがった状態まで現場は完成。今回採用したIAU免震は東日本大震災でも結果を出した工法です。震度4程度の揺れから装置が働き、震度7の地震が起きても、免震建物には震度3くらいしか力が伝わらないという。最大30cmの巾の転がり免震ですが、おわん型のため、揺れた後ほぼ100%建物は元の位置に戻ってくる優れたもの。
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今回は4世帯の共同住宅で規模が一般住宅より大きいのでコストは500万程度かかっている。一般住宅で300万以上とのこと。都や国の補助金が全く無いのが現状ですが、今後免震住宅の結果が認められれば変わっていくかもしれない・・・
TBS「ひるおび」には今回御施主様も出演して頂きコメントを頂いた。今回の物件はオーナーさま宅以外に、3世帯の賃貸部分(全て1DKタイプ)も含まれて下りますので三鷹市中原近辺に住まいを借りたい方は免震住宅に住めますよ!!詳細は浅見商事不動産
6月完成予定で建物本体の工事が始まる!!

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