一万人の世界建築家展2011/09/09

2011年9月25日~10月1日「UIA2011東京大会」が開催されます。世界128カ国の加盟国を束ねるUIAの国際会議であり、約1万人の建築家が一堂に会する日本建築史上最大のイベントです。

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大会を象徴する展覧会として、世界の建築家のメッセージを1枚のプロジェクト画像に添えて伝える、「10,000 world architects exhibition 一万人の世界建築家展」を開催。仲間の設計士から声がかかりまして、私共の事務所もWEB出展させて頂いております
主催
一万人の世界建築家展実行委員会
社団法人日本建築家協会:JIAUIA2011
東京大会組織委員会 : JOB

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「通り土間のある家」より
ということで、最も最近完成した新築住宅「通り土間のある家」完成直後の様子を改めてご紹介!!

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■概要
・木造2階建ての一戸建て住宅
・延べ面積40坪
・施工:株式会社建築舎

■設計の特徴
1「ドイツのパッシブハウスの東京版をつくる!!」断熱専門施工業者による充填断熱工法で、東京の基準値(=2.7以下)のさらに上のQ値1.8を実現。熱交換90%以上の第1種換気&同時給排気型キッチン換気を採用し換気による熱損失を抑えた設計で空調負荷の低減を図っている
2「通り土間のある家」家の中に外があり、外と中の境界をあいまいにすることでより伸びやかな、開放的な住空間が現れる。通り土間を中心にLDK、和室、書斎、トイレがつながっていく

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通り土間の様子 見上げる
この大きな土間のある家を実現するに当たりとても重要なことは、建物の持つ基本的な性能をいかに高く作るかです。それは、構造、断熱です。今回は外断熱ではなく、一般的な「充填断熱工法」を採用している。一般に断熱工事は大工さんが入れることが多いですが、今回は断熱専門業者さんが施工を担当し、断熱性のみならず気密性もしっかりと確保している。換気や空調ももちろん関係しておりまして、今回はインベンターというドイツの熱交換方換気装置を用いて、熱交換型(90%)の第1種換気を採用している
通り土間との連続感を持たせた、一部タイル貼りの20帖以上のLDKの様子

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外部タイルと連続したLDKの様子 フルオープン建具
キッチン収納の様子

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可動建具の様子。IKEAのメッシュ引き出しを組み込んでいます
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ダイニングより土間をみる、奥に和室

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和室の様子、ピアノのある書斎 ピアノの上部壁面にはギターが飾られる
2階・水周りの様子
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浴室テレビに感動
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壁のように見える洗面所の造作家具 完成度が高く納まりがとてもきれい。脱いだものを入れる場所やタオルなどを収納
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洗濯機から浴室経由で物干しデッキへと家事楽動線を連続させている

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2階から数段上がったこの扉は屋根裏の収納部屋に繋がっている

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