再生ビルの現場が2物件進行中!2008/08/19

暑い日が続く東京にて、無事に夏休みのプログラム(仕事、遊び、勉強等)も終了し、TAUスタッフ全員揃っての後半戦がスタート!!!今回は2つの再生物件の現場をご紹介!!!
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工事中の東覚寺屋上より
今回は住宅ではなく、やや規模の大きい建物で、骨組みの補強から全体的な動線計画、細かなデザインまで担当させていただいている。やっていることは住宅の場合と同じで、耐震診断をして適切な構造補強、使い勝手を見直し合理的な区分分け、整理作業を行い、全体的にデザインをしております。古いから壊して建て直す!方が楽な場合が多いが、環境のこと、経済的なことなどを考えて方針を決めることが重要ではないかと思います。
東覚寺・客殿再生
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東覚寺
東覚寺は享禄4年(1531)玄覚法印の創建と伝えられている。
東覚寺の不動明王は、東大寺別当良弁(689-773)の作で、
大山寺(神奈川県)本尊と同木同作といわれ、
江戸時代より亀戸不動として信仰をあつめてきました。
※「客殿」とは
接客・応接のための建物で、法事の際にお檀家さんに使って頂くことも多くお寺の重要な施設
2年以上の長い長い計画期間を経て、無事に着工式を迎え解体工事が終了、いよいよ耐震補強工事が始まっている。毎週の定例はお盆の週も続き、現場常駐に近い形での監理が続いている。再生物件は新築と異なり、フタを開けてみないと分からないことが多く、不測の事態で、急遽呼び出しなんてこともある・・・
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既存RC造の建物に、鉄骨の補強材を設置。
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オープンデスクの学生さんも見学中。定員があるため、お断りしてしまった学生さんには申し訳なかったのですが、今年も応募をたくさん頂きました!ありがとうございます。
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暑い中、現場の監督さんにも頑張っていただき・・
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そして多くの職人さんがその指揮の下、奮闘中・・頭が下がる思いです。
年内の完成を目指してまもなく上棟へ・・
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施工:松井建設
TAU担当:赤ひげ+伊藤雅樹
構造担当:アトリエデック
もう1件、東京・神田にて、オフィスビルの再生工事現場が進行中!!
Nビル本社再生
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耐震補強工事終了時の様子より
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耐震補強が完了した頃、外では関係者が集まっている・・
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上を見上げた先にも職人さんがスタンバイ
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実は、外壁に取り付ける とある装置の設置のための実験中なのです。
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・・・とある装置です、完成写真は又後日UPの予定
施工:沖島工業
TAU担当:小林敏也
構造担当:アトリエデック
又ビルに限らず住宅の再生物件も進行中で9月には増築&減築の物件の工事が始まる予定・・完成した再生作品は当サイトの作品のページ右側にまとめております。TVビフォアフタースペシャル番組で取り上げて頂いた作品等もありますので、パンフレットをあわせましてぜひ何かの参考になれば幸いと思います。
「再生住宅」とは
外壁の補修、色を変える等美装ではなく、必要であれば骨組みからやり直し、設備も含めて新築同等の性能を持たせ再生させたリフォーム物件のこと。新築物件と同じかそれ以上手間がかかり、新築でたてる事の方が再生させるよりも早くて楽な場合が多いが、単にスクラップ&ビルドではなく、様々な理由(事情)からリフォームをしたいという要望も多い・・・テレビ朝日系列「大改造!劇的ビフォーアフター」放送物件をはじめ、様々なニーズに対して提案をしている。

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