国産材の無垢の木で建てる園舎2022/01/18

東京は小平市にて、木造2階建ての園庭付き80名定員の認可保育園を新築中。畑が拡がる緑地帯の一角、開けた環境を最大限に活かし明るい開放的な伸び伸び保育へ、ウッドショックを吹き飛ばしての国産材の木材で建てております!!

 

現在外構工事中 砂場はもちろん、ミニ畑やミニ水田も設置されます。

 

輸入の集成材不足のウッドショックを回避しながら国産無垢材で建てた木造園舎。ウッドショックなどの混乱でコストも工期も影響出ている現場が多い中、この現場は工程に大きな遅れもなく順調に木工事を終えられました。

 

2階は伸びやかな保育室空間で、化粧梁がアクセントの勾配天井の保育室 南側からの日当たり抜群で眺望も開けております。

 

2階の広いウッドデッキバルコニー 夏は1,2歳さんのためのプールなどいろいろ活用できる居場所!

 

仕上げ工事が終わればいよいよ完成へ、この春に開園!  施工:相羽建設さん

 

 

 

 

 

キッズデザイン賞受賞の認可保育園

10年くらい前に自分自身が直面した待機児童問題をきっかけに、保育園の設計に関わらせていただくようになりました。数えましたら園児定員3000名を超える認可保育園の設計に関わらせて頂きました。近年は待機児童数も少なくなり、毎年これが最後かなと思いながらの保育園の設計活動です。

 

▼杉並区にて2017年開園の三角屋根の木造保育園/成田コスモ保育園

成田コスモ保育園・受賞にあたり審査員コメント

<住宅街の公有地を有効活用するため様々な制約をクリアしつつ、ユニークかつ質の高い保育施設として完成している。地域へ溶け込む建築、近隣住民との関係構築も含め、都市部の保育施設の良質なモデルケースである>

 

緑道公園に隣接した敷地条件「まるで公園の中の住宅みたいな楽しい木の園舎♪」を目指しました

 

 

 

▼先日キッズデザイン賞2021を受賞した「まなびの森保育園武蔵境」

 

園児が長い時間を過ごす施設のため遊具をぶら下げたり、自分の5歳の息子が遊ぶ姿もイメージして、遊具のプロたちと共に大人が真剣に様々な仕掛けを考えております。自然素材で仕上げて居心地よくする、フレキシブルな保育に対応するなどもまた大事な事かなと思います!

 

 

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