| 場所 | 東京都武蔵野市 |
|---|---|
| 用途 | 一戸建ての住宅 |
| 構造 | 木造2階建て |
| 竣工 | 2017年 |
|---|---|
| 工期 | 6ヶ月 |
| 施工 | 株式会社小林 |
| 特徴 | スキップフロア | |
木造ツーバイ工法でも間取りやり替えリフォーム!

構造を読み解き、これからの暮らしに合わせてつくり直す
東京都武蔵野市・吉祥寺に建つ、築30年の木造2階建て住宅。今回の建物は、一般的に「大きな間取り変更が難しい」といわれるツーバイフォー(2×4)工法でつくられていました。ツーバイフォー住宅は、柱や梁を主体とする在来木造とは異なり、壁や床などの「面」で建物を支える構造です。そのため、どの壁でも自由に撤去できるわけではありません。しかし、構造をきちんと調査・検討すれば、ツーバイフォー住宅でも間取りを大きく変えることは可能です。この家では、ツーバイフォーを専門とする構造設計者と連携し、構造計算を行いながら、既存の建物を活かして「これからの家族の暮らし」に合わせた大規模リノベーションを行いました。

改修後の玄関ホールの様子
不要な間仕切り撤去するなどオープンな間取りに!
▼ビフォーの様子

もともとキッチンとダイニング、リビングがしっかり区分けされていた


細かく仕切られた1階を、家族が集まる大空間へ
改修前の1階は、キッチン、ダイニング、リビングがそれぞれ壁によってしっかりと区切られた間取りでした。そこで、構造上必要な壁を見極めながら不要な間仕切りを撤去し、既存の壁にも新たな開口部を設けることで、空間を大きく再構成。改修後は、28.6帖の広々としたLDKに生まれ変わりました。さらに、その奥には6帖の和室を配置。引き戸を開ければLDKとひと続きになり、家族が集まる大きなワンルームのように使うことができます。既存建物がしっかりとつくられていたこともあり、必要な構造補強を行いながら、開放的な間取りを実現しました。

光があふれる「みんなの間」
新しいLDKは、東南側へ大きく開いた家族みんなが集まる「みんなの間」。朝から自然光がたっぷりと入り、冬にはぽかぽかとした陽だまりができる、明るく気持ちのよい場所です。間取りを広くするだけではなく、既存サッシはカバー工法によってペアガラスサッシへ更新し、断熱材も補強。耐震性に配慮しながら、断熱性能や室内環境についても見直しています。床にはチークのフローリングを採用し、ガス温水式床暖房も設置しました。天井にはツーバイ材を使った化粧梁を設け、将来スピーカーを設置できるよう配線も準備しています。
▼アフター 28.6帖のLDKにさらに奥には6帖の和室も連続させました

今回の建物は 元々の建物がしっかりとつくられていたため補強は小さく済みました。また当時の大工さんの細かな細工も踏襲し 新たな細工も付け加えました

引き戸を開けるとリビングと連続した6帖の和室!!

水回りもすべて更新!!

キッチンから見たビフォー

アフター

水回りを2階から1階へ大移動
今回のリノベーションでは、もともと2階にあった浴室洗面を1階へ大きく移設しました。キッチン、洗面、浴室などの設備をすべて更新するとともに、給排水管や電気配線など、見えない部分も含めて更新。築30年という節目だからこそ、表面だけをきれいにするのではなく、これから先も安心して暮らせるよう住まいの中身まで見直すリノベーションとしています。


家族の写真などを飾るニッチ、キッチン側からのニッチ、さらにサイドにはマガジンラックに家事デスクなど併設。その家族ならではの生活スタイルにあわせて 大工さんで棚や机を製作 自分たちだけの生活スタイルにあった使いやすいレイアウトが可能です


2階のホールには手洗い器を新たに設置し使い勝手にも配慮

2階の様子もUP 間取りをやり替え 前室収納やもともと水回り部分を納戸にやり替えてます


施工:株式会社小林
建築に関するご相談は無料で承ります。お気軽にご相談下さい。
出来る限り適切なアドバイスをさせて頂きます。