多目的な家族の居場所「まるいピットのある家」

場所 東京都杉並区
用途 一戸建ての住宅
構造 木造2階建て
敷地面積 131㎡ 39坪
延べ面積 84㎡ 25坪
竣工 2012年
工期 5ヶ月
特徴

活き活き路地の先に佇む家

杉並区善福寺のゆったりとした閑静な住宅街、敷地は路地状敷地(旗ざお敷地)で約20メートルの少し傾斜した活き活き緑の路地を歩くとその家がある

共働き夫婦+お子さん2人の4人家族の住まいで、隣地建物を感じさせないよう窓の位置を工夫してあけ、子育てしながら伸び伸び開放的な住まいを実現。

多目的な家族の居場所=丸いピット

リビングの一段下がった丸いピットは子どもたちの遊び場だったり、壁面スクリーンに映し出す迫力満点の映画鑑賞席になったりと、多目的な利用ができる家族みんなの居場所です。ピットをはさんで映写機が格納されている造作吊収納に壁面スクリーンがあり、さらに本格的なスピーカー設置で映画やオリンピックは迫力満点!!

自然素材で仕上げたスキップフロア

階段を真ん中に設置することで無駄な廊下スペースを少なくして、その分部屋が広く確保できます。廊下が部屋に取り込まれるというのでしょうか。階段をスケスケの軽やかにデザインして上階から光を下階まで落としてます。さらに、立体的に視線が抜けて、拡がり感が増し延べ面積が25坪にはとても思えない住まいに

2階以降はスキップフロア(床が半階づつずれて繋がっていく構成)で個室や水回りが連続していく。床は無垢の板で、壁は塗り壁で仕上げてます。和室は月桃紙という紙で重ね貼りで仕上げてます。

月桃紙とは・・沖縄の植物「月桃」を使用した壁紙・襖紙・障子紙になります。 その月桃の茎より繊維を取り出し、パルプ化して月桃紙は製造されます。 茎の繊維が細かく浮き出た独特の柄、そして天然素材ならではのナチュラルな色調と豊かな素材感が特徴です

キッチンは家具屋さん製作の造作キッチン

この家のキッチンは全て家具屋さんに製作をお願いしました。お施主様のスケッチがもとで、相談を重ねて設計させて頂いた完全オリジナルのオーダーキッチン! サランラップの置き場からタオル掛け、ご飯ジャーの熱気抜きなど細部までこだわり抜いた自分だけのキッチンです

キッチンはメーカーの既製品とオーダーの造作と基本的に2種類の方法で納めることが多い。オーダーキッチンはそれこそ ピンからキリまでありまして費用も仕様もいろいろ・・。私共で通常納めさせていただいているのは自分たちで設計をして、家具やさんに製作してもらう手法と、大工さん+家具屋さんで納める方法と二つです。今回は家具屋さん。

ご飯ジャー、食洗機、その他引出し収納の様子。完全に自分サイズのオリジナル製品が出来上がり、デザインも他の建築インテリアにあわせやすい。今回はやさしいナチュラルな雰囲気とするため、シナに自然塗料で仕上げている。

ご飯ジャーの設置スペース部分の様子です。ご飯を炊くときはふたをあけて蒸気を逃がす、ご飯をよそうまでの工程を自分たちで楽しくデザインしました!!

木の枝を拾ってきて、ドアの取っ手に!

浴室もバスタブを置くタイプ

更に上階には「隠し収納部屋」を設置

本棚が一部スライドする仕組みを設置。奥には約4畳程度(高さは低いですが)屋根裏収納部屋が現れる!! 忍者の家か!?と突っ込まれそうですが・・屋根裏部屋は、断熱材がむき出しなど特に仕上げを施していない造りになっています。しかし、照明や換気設備は設置され、物置として使いやすいよう配慮している。一年に一度登場するお雛様など収納するには十分な空間になります。

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