1/15発売の「住まいの設計2月号」掲載!!北斜面に建つ大船渡市の家

場所 岩手県大船渡市
用途 一戸建ての住宅
構造 木造2階建て
敷地面積 329㎡ 99坪
延べ面積 137㎡ 41坪
竣工 2013年
工期 6ヶ月
施工 建築のフジサワ
特徴

 

2020/1/15発売「住まいの設計2020年2月号」扶桑社発行

特集「住まいの設備・建材大図鑑」でちょこっと紹介されてます

 

P105より

 

 

大船渡市の海を見渡す高台にあり 北斜面を活かして計画させて頂いた案件

 

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岩手県大船渡にて

甚大な被害をもたらした東日本大震災はAさんが暮らしていた借家をのみ込んだ。しかし、それをきっかけとして家づくりが動き出し、夫の実家がある岩手県大船渡の港を見下ろす丘を造成して新居を建てた。「借家は寒かったので、暖かい家にしようと断熱性能の高いスーパーウォール工法に決めていました。妻が日常を過ごすキッチンをプランの中核に据え、十分な広さと常に家族の様子が見えるようにプランニング。また、光と熱循環を考えて、南側をすべて吹き抜けとしていることが大きな特徴だ。このために北斜面に建っていながら、奥まで日差しが届く明るい家が実現している。また、取材は冷たい雨の降る日だったが、玄関を開けた瞬間に日だまりにいるような温かさに包まれた。驚いたことに、それは暖房ではなく快晴だった前日の名残だ、とAさん。確かな断熱性能が家全体を暖かく保っていたのだった。(住まいの設計より)

 

最近テレビなどでよく耳にする「名もない家事」 ひとくくりに家事と言っても多岐に渡るし、それこそ名もつけられないような事も家事だったり、また多様化しているような気もします。子育て夫婦にとって家事の負担は想像以上に大きいもの、そんな家事が少しでもやり易いようにとプランを考えました。この家のコンセプト「KAJIRAKU(家事楽)、IKURAKU(育楽) HOUSE」

 

 

更にネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業にも採択されたZEH(ゼロエネルギー)住宅です。まずはこの家の性能をご紹介

 

 

木造二階建 137.44㎡(約41.5坪)

平成24年度 ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業(2次公募)採択

スーパーウォール工法(ゼロエネルギー住宅・ベース仕様)

高効率・熱交換換気システム エコエア85

太陽光発電システム (8.388KW)

HEMS(エネルギー管理システム) エムグラファー

気密・断熱性能値 C値=0.32 Q値=1.69

 

 

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ZEH「ゼロエネルギー住宅」とは・・

 

使うエネルギーをゼロにする住宅ではなく、家庭で使う電気やガスのエネルギーを家庭の太陽光発電システムなどでつくるエネルギーで賄う住宅のこと。『断熱性能や気密性能を向上させた家』 + 『高効率な住宅設備』 + 『創エネ設備』

国土交通省の言葉では「住宅の躯体・設備の省エネ性能の向上、再生可能エネルギーの活用等により、年間での一次エネルギー消費量がネットで概ねゼロになる新築住宅」となります。

 

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大きなLDK が住まいの中心。上部に細長く開いているところが吹き抜け部分で、ここから光が差し込み、空気が循環する。 吹き抜けの2階部分はキャットウォークを伝って窓側にも行ける。すのこの床は光を下に落とす工夫だ。また、「家族の気配が常に感じられる家にしたい」という夫の要望から、階段はリビングにプランニングされている

 

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リビングの一角タイル張り 南側で日当たりが良いので蓄熱効果も狙っております。

 

 

 

 

 

「家事、育児、仕事と忙しい女性のために」がコンセプトで特に間取り=プランに工夫をしております。使い方や住まい方はその家族それぞれのため、どのような住まい方がしたいのかじっくりヒアリングしてプランすることが重要です!!この家では・・

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(左上)サービス土間(右上)玄関ホール 両社が引き戸で仕切られてつながってます

 

玄関ホールの横に扉で仕切られた広~い「サービス土間空間」を設置してます。天候や花粉などに左右されない室内物干しなどができるスペースで、この土間を経由して直接キッチンへアクセスでき、野菜の入ったダンボール箱をドンっと置いたりパントリースペースも兼ねてます。自転車もベビーカーも収容できる多目的土間スペースと言ったらよいのでしょうか。

 

 

キッチンの横にデスクスペースがある。ここで太陽光発電の発電量がモニターでき、背後にはHEMS の操作パネルもある 冬の長い東北では屋内の洗濯物干し場が必須。A さんの家では玄関の土間が北側に延びてキッチンとつながっており、ここに物干し竿をかける収納式の装置もある。洗面所にある洗濯機からッチンを通り、一直線の家事動線はとても効率的だ。天窓は乾燥を早めてくれる

 

 

 

 

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リビングと可動建具で開け閉めの和室の様子 和室も吹き抜けてまして2階のホールと繋がってます。高断熱高気密だからこそ実現できる間取り。家のどこに居てもあえて気配が伝わるようなつくりをしております

 

 

 

2階のトイレの横に洗面の様子、ここもスノコ床もやってます

 

2階は主寝室と子ども室があり、どちらも南側は吹き抜けに面しているが、外部に面した開口部から光が入り明るい。子ども室は将来2部屋に区切れるように入口を2 カ所ある

 

 

 

 

 

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玄関ドア横のちょっとしたベンチ

 

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海を意識しバルコニーを設置

 

 

 

写真提供及び施工:建築のフジサワ

 

 

2020/1/15発売「住まいの設計2020年2月号」

特集「住まいの設備・建材大図鑑」で紹介されてます

 

 

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2016年発売「住まいの設計3,4月号」でも紹介されました

北斜面の難条件で実現した明るく暖かい省エネの家

 

 

 

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