大阪府富田林市、日本三不動の一つ、1200年の歴史ある瀧谷不動尊様の「客殿棟&寺務所棟」建替え工事が進行中!! 2013年から進行中の大阪出張も7年目を迎えております!!
1期と2期まで完成すると、地上3階、地下1階で延べ約3000㎡の鉄筋コンクリート造の建物。内部は寺務所、集会所、内陣、客殿、収蔵庫等で構成されてます。令和3年の開創1200記念事業となっております。
地元の方々から親しみ込めて「瀧谷のお不動さん」「瀧谷さん」等の愛称で呼ばれてます、本堂の正面よりみる。今回工事中は本堂の右側にあった事務所客殿棟の建て替えをやらせて頂いております。
瀧谷不動尊縁起
当山は平安時代、嵯峨天皇の弘仁十二年(821年)に弘法大師が国家の安全と国民の幸せを祈るために開かれた道場で、本尊不動明王及び脇侍の矜羯羅童子、制吒迦童子との御三体は、大師一刀三礼の霊像としてうやまわれています。もとは今の境内から南約1kmの嶽山の中腹にありましたが、正平十五年(1360年)足利義詮の嶽山金胎寺城攻めに焼失、本尊と両童子はお滝の下に移されて難をのがれました。その後一人の目の見えない老僧が現れて、御本尊の霊験を説き、人々にすすめて小堂を建てて日夜礼拝していましたが、たちまち晴眼となって、いずくともなく立ち去ったといいます。これは弘法大師が御本尊の霊験あらたかなことを教えられたのであると、眼病平癒の霊像として信仰されることとなりました。その後寛正四年(1463年)畠山政長、義就の嶽山合戦で再び兵火にかかりついに今の場所に移り、次第に復興し今日に至っています。 (瀧谷不動尊HPから抄出)
境内全体図より 真ん中右寄りに位置するのが事務所・客殿
本堂の横に工事中の1期工事「寺務所棟」が完成、仮使用の検査もパスして2018年末の年末年始の行事よりオープンしました
寺務所棟 内部の様子より
寺務所メインの入り口
受付カウンタ
オープンしてから半年以上が経過し、もうすっかり馴染んでいる様子の事務所部分
そのお隣では炎天下や台風等の影響受けながらも着々工事中の「客殿棟」
工事中の客殿棟は 地下1階、地上3階建ての建物で事務所棟よりも大きな規模。現在1階の床のコンクリートが打設中。この客殿棟には大広間や仏間などの内陣、身内のお坊さんのための宿泊施設、大規模な駐車場や倉庫など設置されます。
2期工事が完成した場合のイメージCGより
建物の完成は2020年を予定、さらに外構工事や植栽などを経て令和3年の開創1200記念を迎えます、もう少し大阪出張が続きます♪
施工:創業430年!の社寺建築の松井建設株式会社さん
お寺関係 弊社実績の一部
■東京亀戸の「東覚寺」 庫裡建替え 1991年竣工
■東京亀戸の「東覚寺」開創480年記念事業
「客殿改修&参道全体計画」2008年竣工
本堂、参道廻りの全体計画、監修
客殿棟改修
■東京都中野の「願正寺」 庫裡建替え 2013年竣工
モダンな庫裡
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