2007年07月06日
学生ホールの改修
K大学の学生ホール改修計画イメージCGをUP!!
鉄骨平屋建ての既存建物を再生し、周囲の環境と一体になった新しい学生ホールを提案。
現在は閉鎖的な鉄骨平屋建て建物が存在しているが、まずは現地調査等により大学におけるこの学生ホールの立地条件、役割を再考。現在は、樹木はあるが設備スペースとなって有効利用されていない裏庭など周辺環境に目をつける。
1.学校全体の中でこの学生ホールの位置づけを再考。外部空間を魅力的なものへ。

外部にウッドデッキを張り、目隠しフェンスを取り付け、通り抜けできる通路として有効利用し、隣の食堂とも連続させていく・・。「ただウッドデッキを張りました、ここを歩きなさい!」では実質的な再生ではないので、周辺環境を考えて、機能的な動線等実際の使われ方をよく検討していく・・。
2.学生ホールを良い意味で壊してみる

周辺環境を見渡すと、学生全体の掲示板があったり、食堂があったり、グランドがあったり・・。学生ホール内部にもこれらの外部環境を引き込みたいと考え、一部外灯やウッドデッキを張った「ストリート」を機能的な位置に設置、外部のイメージを中にもあえて持ってくる。外観はテントを張って、カフェのような雰囲気へ。
現在は、体育館のように一様で広さを持て余していると見受けられることから、思い切ってこのストリートでばっさり分断させてみる。このストリートが、ホール内に小さな溜まり場を生み出し、均等、一様な空間が壊されていく。
当然壁も一部壊し開口部としていく・・。耐震工事もするので、そこは残す。

空間構成ダイアグラムCG。
上部がウッドデッキの外部空間。ホール内の機能的な位置にストリートやステージをつくり、均質な内部空間を壊す。外灯、ごみストッカー兼植栽、ベンチなどをホール内に配置、演出。小さな落ち着ける居場所を確保していく。
3.防音パネルによる音の境界をつくる

この大学ホールにはピアノが10台おいてあった。この学生ホールの最も大きな特徴でもある。
実際に訪ねたときも学生さんがあちらこちらでピアノの練習をしている風景があった。ただ、吸音性がないので音の混在も問題となっていた。
ピアノを練習する本格的な防音施設はこの大学にきちんとあるので、完全な防音、消音環境はこのホールにはいらない、しかし、もう少し何とかしたいということで、ピアノのまわりに設置する吸音パネルを提案。住宅における家具のようなものか・・。
この吸音パネルを配置し、音をホール内から外部へ向けてでるよう方向性を持たせる。(完全にはできないが。)グランド、外部デッキで話している学生や掲示板を見ている学生のBGMにでもなればと願う。
建物のみならず、建物の周辺環境も取り込んだ再生案。この夏休みにまずは耐震補強やサッシ交換などの1期工事がスタートする予定。順調に進むと今年は夏休みがない・・・
担当:小宮歩&伊藤雅樹
CG制作:原俊徳&伊藤雅樹
投稿者 小宮歩 : 09:30
2007年08月28日
祝18万アクセス!K大学の学生ホール改修
皆様のおかげで18万アクセス!!。
アクセスと同時にお問い合わせ等も頂いており大変感謝しております。
住宅の新築、リフォームに関する事など、誠意をもってお答えさせて頂いております。
もし何かありましたらお気軽に問い合わせして頂ければと思います。
東京都武蔵野市吉祥寺東町2-17-1
吉祥寺マンション701
TEL 0422-21-6395
平日10:00-18:30 日、祝日、第2、4土曜休み
E-MAIL tau@msb.biglobe.ne.jp
私どもが目指している「健康住宅」とは
1.永く住まえる住宅
・光と風を考えた住まい
・ライフスタイルの変化や社会の変化に対応できる住まい
・オープンな間取り、シンプルな動線の確保2.自然素材や再生素材を利用した呼吸している住宅
・無垢の木材や珪藻土、古材の再利用等適材適所な材料の選択3.地震や災害に強い住宅
・リフォームの場合は建物の健康診断により適切な構造的補修
補強を行い、安心して住まえる住宅4.維持するのに省エネルギーである住宅
・断熱性能を高める事やパッシブソーラーエネルギーの利用等5.地域、まち並みに根ざした住宅
・そこでしか成立しない世界で一つの家づくりを
・思い出という価値を大切に、永い生命を紡いでいく住宅へ
さて現場リポートの紹介。今年の夏は学生ホールの改修の現場監理をさせて頂いております。
長期的なスパンで、この建物を学校の中でどう位置づけるかを視野におき、第一期工事中。
第一期工事中のメインは構造補強と周囲の建物解体と開口部の整理。
学生さんの動線を考慮して新しい開口が取られていく。
更に着々と構造補強が行われていく・・。
9/20頃、学校の始動と共にオープンの予定。
投稿者 小宮歩 : 12:30
2007年09月23日
外と繋がった学生ホールへ
K大学学生ホール再生計画が進行中。
鉄骨平屋の学生ホール改修工事の1期工事は耐震補強がメイン。地中梁を補強し、ブレースにて補強。又、学生ホールの位置づけを再考し、周辺環境の整理。

ビフォーの様子。学生ホールの横にトイレがあったため、閉鎖的な雰囲気だった。
今回の一期工事では、思い切って、建物(トイレ等)を撤去・・・
↓
イチョウの並木等外部環境と少し繋がった。開けた部分には芝を植える予定。
更にこの広場に面してフルオープンの開口部を新しく設置。
内部より見る。グランドが見渡せるようになり、視覚的に繋がった。
そろそろ構造補強が終わり、いよいよ内部の補修工事、そしてまもなくオープンを迎える・・
投稿者 小宮歩 : 00:00
2007年10月21日
風の抜ける学生ホール
大学学生ホール再生計画が進行中。
鉄骨平屋の学生ホール改修工事の1期工事は耐震補強がメイン。地中梁を補強し、鉄骨ブレースにて補強。又、学生ホールの位置づけを再考し、周辺環境を整理していく。

ビフォーの様子。学生ホールの横にトイレがあったため、閉鎖的な雰囲気だった。
今回の一期工事では、思い切って、周辺建物(トイレ等)を撤去・・・
↓

アフター。イチョウの並木等外部環境と少し繋がった。開けた部分には芝を植える予定。
又外部環境に合わせて動線(学生の動き)に合わせて開口部も整理。
ビフォー
↓
アフター
内部の様子ビフォー
↓
アフターの様子。
空調ダクトや不必要な垂壁等撤去。照明関係も新設。
アフターの様子1
アフターの様子2
内部より見る。グランドが見渡せるようになり、視覚的に繋がった。
外構工事を経て、1期工事はここまで・・
提案時のイメージCG。2期工事以降実現できるのか・・・!?来年に期待。

空間構成ダイアグラムCGより
上部がウッドデッキの外部空間。ホール内の機能的な位置にストリートやステージをつくり、均質な内部空間を壊す。外灯、ごみストッカー兼植栽、ベンチなどをホール内に配置、演出。小さな落ち着ける居場所を確保していく。


周辺環境を見渡すと、学生全体の掲示板があったり、食堂があったり、グランドがあったり・・。学生ホール内部にもこれらの外部環境を引き込みたいと考え、一部外灯やウッドデッキを張った「ストリート」を機能的な位置に設置、外部のイメージを中にもあえて持ってくる。外観はテントを張って、カフェのような雰囲気へ。
現在は、体育館のように一様で広さを持て余していると見受けられることから、思い切ってこのストリートでばっさり分断させてみる。このストリートが、ホール内に小さな溜まり場を生み出し、均等、一様な空間が壊されていく・・・・
投稿者 小宮歩 : 00:00
2007年11月17日
光と風と視野の抜ける学生ホールへ・・・
今月は完成物件が続きます。文化祭の準備に追われる学生さんを横目に、竣工検査を行う。そして1期工事が内外とも無事に終了。
実際に利用されている風景を目にするとちょっと安堵感が・・。
今回の再生工事の概要は・・・
鉄骨平屋の学生ホール改修工事の1期工事は耐震補強がメイン。地中梁を補強し、鉄骨ブレースにて補強。又、学生ホールの位置づけを再考し、周辺環境を整理、将来計画を視野に入れ新たに開口部等をあけた。動線の整理です。用途は学生ホールですが、住宅物件でやっていること(目指していること)とあまり変わらない・・。
再生計画・1期工事の様子。

ビフォーの様子。学生ホールの横にトイレがあったため、閉鎖的な雰囲気だった。
今回の1期工事では、思い切って、周辺建物(トイレ等)を撤去・・・風通しを良くする。
↓
夏休みを利用して工事に入り、出来た頃にはすっかり秋・・。
アフター。イチョウの並木等外部環境と少し繋がった。開けた部分には芝を植える予定。
又外部環境に合わせて動線(学生の出入り等)に合わせて開口部も整理。
ビフォー
↓
アフター
内部の様子ビフォー
↓
アフターの様子。
内部より見る。グランドが見渡せるようになり、視覚的に繋がった。排水計画のやり変え等目には見えない部分の改修が多かった1期工事はここまで・・
2期工事以降実現できるのか・・・!?提案中のイメージCG。

空間構成ダイアグラムCGより

ウッドデッキの外部空間

内部CGの様子。
こちらは来年以降の実施に期待。
住宅以外の再生物件は計画中、工事中のものがいくつか進んでおりまして、又追々御紹介できればと思います。建築に対する設計主旨は住宅と変わりません。
投稿者 小宮歩 : 00:00