2008年08月16日
松ノ木の減築再生
「男性一人暮らしの終の棲家、再生策は減築とシンプルプラン」
リフォームの一手法として最近しばしば耳にするようになった「減築」。増築の反対で、床面積を減らすリフォーム工事を言う。「松ノ木の再生住宅」はアパート暮らしをしていた50代の男性が一人暮らしする場として再生リフォームした物件。テーマは1000万以下でつくる平屋の減築再生で、工事費の合理化、後々のメンテナンスの容易さ等、減築によって得られる環境の改善だった・・築38年、もともとの住宅も平屋だったが3回ほど増築されていて床面積は約15坪ほど。間取りが細かく区切られていて使いにくく老朽化が目立っていた。
増築されていたキッチン、玄関を撤去して、道路に面する壁を1間(約1.8m)程セットバック。床面積を減らした一方で空間を広く見せるために内部の固定間仕切りは全て撤去。収納、バストイレ以外はワンルームとし、一角に設けた畳スペースのみを障子で仕切れるようにした(天井はぬけている・・)減築した部分には既存シンボルツリーをいかしたアプローチとした。来客用の駐車スペースとしても利用できる。
再生住宅・工事中の様子
土台をジャッキアップして基礎をしっかりと補強・・
外観ビフォ→アフター
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内部の様子ビフォ→アフター、玄関入るとすぐキッチンの1室ワンルームの平屋。間取りは光と風を取り入れつつコンパクトで合理的な動線を確保。手前が玄関とキッチン、中央のリビングを挟んで奥に和室コーナー。右の部屋は水周りへと続くが建具が既存利用のため、少し寸法があっていない・・・リフォームならではのこと
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床はムクのパイン板材、壁は構造用合板現し&ビーナスコート塗りの仕上げ。奥に和室コーナー、建具は既存を利用したもの、押入れの床は既存ヒノキの床材を再利用している・・キッチンは天板のみ工場で制作してもらい、それ以外は大工さんがつくる造作オリジナルキッチン(ビフォアフター作品でもやりました)吊戸は既存化粧梁から吊っている




TAU担当:赤ひげ先生+近藤みほ
規模:木造・平屋、 面積:約 13坪(既存建物15坪を減築)
設計期間:4ヶ月、工事期間:3ヶ月の計7ヶ月で竣工、工事費1000万以下
場所:杉並区松ノ木 ビフォー以外の写真は全て写真:志和達彦
投稿者 小宮歩 : 00:00