2010年03月11日
吉祥寺で31年!地元での作品紹介2
地元吉祥寺で担当させて頂いた建築作品2、今回は2005年にリフォームさせて頂いた物件!
家族3人と猫6匹の住む築26年、建築家・山下和正氏による住宅作品を2005年にリフォームしました!!先の吉祥寺の家と同じく事務所に程近い場所にあり、個人的にも学生時分の通学路途中にあった白い丸い変わったおうちで、まさかリフォームすることになるとは・・
長い年月を経て家族構成の変化や生活の不便さ、不快さが顕著になりリフォーム計画がスタートしました。基本的には天井・壁の塗り替え、床材の貼り替えが各階の共通工事項目となり、その上で、必要に応じて収納スペースの増設や、家具、電気設備等を、現在のライフスタイル合わせて再構築していった
キッチンビフォーの様子
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アフター L型→アイランド型キッチンへ
ポーゲンポール社製既存のシステムキッチンのリフォーム。長い月日を経て汚れ、傷みが顕著に見られた、既存キッチンを出来るだけ再利用しこれらを整理していくことが求められた。
→キッチンとダイニングスペースを区切っていたI型キッチン部分と大きな吊戸棚を撤去し、開放的なアイランドキッチンを新設。回遊性のある広々としたダイニングキッチンの一室空間としました。デッドスペースとなっていた背面収納のコーナー部分もワゴンを引き出して有効に利用するなど、細部にいたるまで無駄なく収納スペースを盛り込んだキッチンとしています
右奥ののフード等は既存利用、既存ポーゲンポールと協調して全体的にデザインしている
キッチン(エスエスアイ製作)主な仕様
扉:メラミン化粧合板
アイランドカウンタ:人工大理石
レンジフード:既存利用

リビング部分をみる
ついでにリフォームしたその他の部分もご紹介
アフターの洗面所の様子

外観アクセントの丸い窓の内側は洗面所になっておりまして、収納部分を中心にリフォーム。丸い鏡!
新設収納部分より
居室部分よりアフター写真
既存建物のr形状をいかして棚板を新たに設置、R壁面収納
既存トップライトの様子。トップライトは通風面を考慮し、FIX式のものを一部電動開閉が可能なものへとやり変えた
吉祥寺 K.T邸リノベーション
竣工2005年
RC造 地上3階
施工:沖島工業(株)、キッチン製作:エスエスアイ
-建築家・山下和正氏による
住宅作品(1980年竣工)のリノベーション-
投稿者 小宮歩 : 00:46
2010年05月16日
「古くて新しい家・サツキとメイの家」1
リフォームを、単なる表面的な改造ではなく、基本となる構造を補強し、その家や住んできた人たちの想いを大切にした「再生住宅」と定義しております。
地元吉祥寺で昨年完成した再生住宅作品「古くて新しい家・サツキとメイの家」が雑誌で紹介されております

雑誌「プラス1LIVING6月号(P24-26)主婦の友社」に「カフェのような家」特集で掲載
この物件も初めてご依頼を頂き、現地調査を経て「再生住宅」という選択肢を採用した事例です。構造見学会及び完成見学会も反響いただき、改めて現代の社会性にあった工法の一つであること、そのニーズの高さを実感した物件です。今回はプレイバックして、現地調査の様子→第1回計画案提示の様子までをご紹介!!
まずは既存外観より
吉祥寺の静かな住宅街のなか、築45年木造2階建ての住宅が佇んでいる。若い夫婦と小さなお子様(2人姉妹)のための住まいへ!!
■初回のヒアリング&現地調査
既存建物はしばらく使用していなかった空家でした
時には大工さんを同伴して、屋根に上り、床を一部あけて床下へもぐり、柱や梁等構造面をしっかりとチェックする。再生住宅の場合は何よりも現地調査が重要であり、現地を見させて頂きリフォームが良いか建替えが良いか等の助言、住まい手の希望をおききし基本設計を進めております。
網代天井の玄関廻りの様子。網代天井は虫に食べられている様子もなく保存状態は良好でした。照明器具も雰囲気がある・・このまま活かせればなぁなどご相談
・・・急な既存階段。廻り部分はそのままにして直線部分のみ緩やかに改良しようか等検討。段板は雰囲気があるので再利用したい
お風呂とお勝手、水周りの様子
こちらは痛みが激しく再利用は厳しそう、御風呂はユニットバスが希望。キッチンは保留。
和室に敷いてあった絨毯を剥がして現れたのものは・・
掘り炬燵!このままでは利用できないが掘りコタツはここに作ろう等検討
調査をしながら再利用できそうなもの、そのままでも良い部分、取り替えないといけない部分を明確に分けていく。そして何よりも光や風の入り方など基本的な採光通風条件も整理。
にわ等外部の条件も考慮して事務所に帰って基本アイディアをまとめる・・
■最初のアイディアをご提案!
再生住宅の場合、全ての柱やはりを取っ払って新築にするわけにはいかないので再利用できる古い部分は残しながら、新しい材料で補強してリフォームする。既存材料が弱い場合や現行法規に合わせて作り変えないといけない場合などは部分的に全て作り変えることもありますが・・
過去の再生物件の現場途中の写真より。古材と心材が入り混じる様子。既存部材で利用できるものは積極的に再利用、一方腐敗したもの、強度が足りないものは徹底的に排除、新しいものにやりかえる
そして今回のリフォームの第1回アイディアスケッチの提示

1.まずは構造補強について。床下は全面的にべた基礎を打って補強するなど構造補強の内容を明記している。水周りは土台からやり替え、腐った木材は全て取り替え。サッシや外壁もやり直し、断熱材もしっかりと入れる!!2.設備については建物内は全てやりかえが基本。新規に配管、配線をする。
3.そして既存母屋の形状を大きく変えることなく「通風と採光」をいかに確保するか、そのアイディアを提案。今回の場合、平屋部分の小屋裏を利用したロフトスペース、更に屋根を利用した日当たりの良いルーフバルコニーを新たに作り、不要な間仕切りを撤去した使い勝手の良い、大きな空間を提案している。ハイサイド窓など適材適所に窓をとり、採光通風を確保。
4.古材の再生、既存の木製建具は室内建具として再利用するなど古きよきものをいかす提案もしている。
5.プラスアルファで生活を豊かにする「アイディア家具」や「からくり」も提案。採用していただけるかなぁ・・と思いながらも様々な考え方を提案していく・・・
・・・・・・・・・・・・「再生住宅」の基本的な方針決定の重要段階のため、初回相談からこの段階までで1~1.5ヶ月程度かかっております。
■本格的な設計(基本設計&実施設計)
基本アイディアを気に入って頂けた段階で本格的な設計へ・・リフォームの場合はある程度の想定で設計が進んでいく・・。さらに模型をつくって検討を繰り返していく、模型上で壊しては貼り付けを繰り返す・・
残す既存柱、新規の間仕切り、小屋裏、ハシゴ、そして秘密のからくり・・などどんな風に見えるか検討。見積用の図面、工事用の図面をまとめていく・・・(この図面をまとめる段階に通常1、2ヶ月かかります)
工事費と設計の内容が折り合ったところでいよいよ工事がスタート!!まずは解体工事からスタートする・・・(続)
投稿者 小宮歩 : 00:34
2010年05月18日
「古くて新しいサツキとメイの家」2
「古くて新しいサツキとメイの家」より完成編1
「手動式滑車のある風景」を!
天井を撤去して小屋裏収納と吹抜け部分、また屋根形状を変更して屋根の上にルーフデッキをつくったサツキとメイの家。写真の右上、ちょうど高い位置にある小さな四角い窓の外側に5帖強の広いルーフデッキを設置。ここへ洗濯物など軽量なものをすぐ上げられるように、手動式滑車を設置しました。
2階のルーフデッキの様子
船舶用の木製滑車を天井に設置して、同じく船舶用ロープを用意・・
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ロープを引くとかごが窓へ向かって上がるシンプルな仕組み。以前ビフォーアフターでつくった電動押入の手動版のようなものができあがりました!!
軒丸太に埋木をして柱へ転用した「再生柱」にロープをくくりつければリフトアップ完了!!

ちなみにこの「再生柱」は枝が生えて、たまに花が咲き、小鳥もくるようになったとか・・ちっちゃな姉妹と楽しみながら家事ができそうな「手動式滑車のある風景」でした!
投稿者 小宮歩 : 10:00
2010年05月19日
「古くて新しいサツキとメイの家」3
昨年完成したリフォーム作品「古くて新しい家・サツキとメイの家」が雑誌で掲載中!!

雑誌「プラス1LIVING6月号(P24-26)主婦の友社」に「カフェのような家」特集にて

どこか懐かしい黒板のある造作キッチンをご紹介、造作キッチンとは大工さんや建具やさんにつくってもらうオリジナルキッチンのこと。この家ではSUSのカウンタの場合はシンクなどの取り合いがあるためこの部分のみ工場制作してもらっています。
低コストで好きなサイズ、形状や仕上げにできるのがメリットですが、引き出しなどが耐震ラッチがない、内部の仕上げがシンプルだったりメーカーさんの既製品と比較してディメリットもある
キッチンに付随して横には黒板のあるオープン棚を造作工事で設置。黒板は玄関は行ってすぐの場所になり、家族への御知らせ板(お子様の落書き用かも・・)です。ちなみに黒板横の引戸は古家にあったガラスをはめ込んだ現在では手に入らないものです。
造作キッチンならではですが好きなメーカーの好きなコンロを組み込むことが可能、この家ではリンナイのドロップインコンロを組み込む。ステンレス製オーダーフード。
この家はリフォームで、天井を一部撤去してハイサイド採光(上部窓)を取り入れている。窓の廻りに奥様の好きな色の壁材を貼り、キッチンに立つ人のためのアクセント仕上げをしている
投稿者 小宮歩 : 16:00
2010年05月20日
「古くて新しいサツキとメイの家」4
「古くて新しい家・サツキとメイの家」より
随所に遊び心のあるデザイン
びーだま玄関ドア びーだまのひとつはドアアイになっています
玄関の様子 古材を利用したニッチ、天井は既存のまま
造作玄関収納 小学校にあるようなものをイメージして
和室と庭を見る
リビングをみる 自然素材で仕上げた内装、床はパインの無垢のフローリング
天井を撤去して開放的になったこども室 ロフト付き
洗面所をみる 造作洗面台
2階の様子 こちらも天井を撤去
「古くて新しいサツキとメイの家」
木造2階たて リフォーム 竣工2009年

雑誌「プラス1LIVING6月号(P24-26)主婦の友社」に「カフェのような家」特集中!!ぜひご覧いただければ幸いです
投稿者 小宮歩 : 00:00
2010年05月24日
吉祥寺の家より
現在外構工事中でまもなく完成の「吉祥寺の家」より
木漏れ日のような光が降り注ぐみんなの間
[吉祥寺のエコハウス]木造2階建て<新築>
■用途:長屋
■場所:武蔵野市吉祥寺
■敷地面積60坪
■1階24坪(賃貸住居)2階24坪(オーナー住居)
■2階は家族3人の住まい
■延べ面積48坪
■竣工2010年5月
投稿者 小宮歩 : 03:08
2010年09月16日
吉祥寺の家のちょっとした風景
今春完成した「吉祥寺の家」完成写真・番外編 撮影:山本まりこ
共演!
[吉祥寺のエコハウス]木造2階建て
■用途:長屋1階賃貸、2階オーナー住居
■場所:武蔵野市吉祥寺
■敷地面積60坪、■延べ面積48坪
■2階は家族3人の住まい
■竣工2010年5月
投稿者 小宮歩 : 17:23
2011年02月02日
高架横で減築再生1
先日オープンハウスをさせて頂いたリフォーム物件をご紹介!!!築50年の既存住宅を全面的に再生させており、10坪(20畳)減築した「減築リフォーム」物件!!
もともと1階にあったLDKを光と風の入る2階へもっていき、既存屋根を落として開放的な明るい住空間へと大改造しました!!屋根を落とした際現れてくる もともとあった軒丸太(梁)はそのまま活かしました。屋根の上に新たに断熱材を入れ、壁にも断熱材を入れて新築同等の性能を持たせた再生住宅です
2階のLDKに連続して琉球畳の和室の様子 奥からノソノソ
「そーた」 0歳(10ヶ月) ♂ ゆーま従兄弟
ちびも参加した見学会の様子をご紹介!
■リフォームも自然素材で仕上げる!!
床は無垢の板(カバ桜)、壁は珪藻土、天井はエコクロスを採用しております。
「2階の一部がスノコ床」
子どもたちが覗いているスノコ床 見学会では少し「苦手~」や「楽しい!」など様々なご意見を頂きました。これは、1階部分への通風と採光(春や秋だと光がさす)のためにやっております
そーた は怖いもの知らずなため(まだよくわかんないためか・・)下を覗く
覗くと・・・
先回りのゆーまが「わぁー♪」
下から見上げるとこのように見えます
「可動間仕切りによるフレキシブルな空間利用」
障子には本物のもみじを添えました
(続く)
「吉祥寺/高架横の減築リフォーム」
■構造規模:木造2階タテ、築50年の既存母屋を大改造!
■既存45坪の家を10坪(20畳)減築して再生中!!
投稿者 小宮歩 : 11:00
2011年02月03日
高架横で減築再生2
先日オープンハウスをさせて頂いたリフォーム物件をご紹介!!!築50年の既存住宅を全面的に再生させており、10坪(20畳)減築した「減築リフォーム」物件!!
減築とは?
同一棟内の床面積を減らして改修する手法。増築の反対。増築のように床面積に価値を求めるのではなく、減築によって得られる環境の改善に価値を求めるものである。無駄なコスト、無駄な維持費・・・無駄を排除していくと、ある意味最低限必要なものが残っていく。今回の物件では大規模に建物中央部分を削り中庭を生み出し、建物全体の採光及び通風の確保をしている
ビフォ→アフターでリフォームの内容をご紹介!!
外観
ビフォー
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アフター
単なる美装(表面的な改修)ではなく、柱や梁をむき出しにして耐震補強を施し、設備も一新した全面リフォーム物件です。→これまでの工事中のリポート
ビフォー
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アフター
もともと1階にあったLDKを光と風の入る2階へもっていき、ハイサイド窓からのたっぷりの光を取り入れるため、既存の天井を落として開放的な明るい住空間へと大改造しました!!屋根を落とした際現れてくる もともとあった軒丸太(梁)はそのまま活かしました
ビフォー
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アフター
2階の和室 こちらも耐震補強を行い、天井を取り払った
LDKと連続する和室 可動建具(もみじ入り障子)で仕切ったりつながったり・・内部は当然ですが自然素材で仕上げている。無垢の床板に壁は珪藻土を採用
ビフォー
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アフター
2階のビフォーアフターの様子、掘り座卓のあるリビング
■造作家具 上げ下げ式 掘り座卓
滅多にやらないけれど、何かの時に役立つ仕掛けを入れました・・大工さんの力作です。上げ下げ式家具となっている
1階は居室が3つ
ビフォー
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アフター
1階のビフォーとアフターの様子。建具、障子など様々なものを再利用し、無垢材で仕上げております。電気式床暖房も完備。
■古材転用、再生
床板も再利用 きれいに取り外して床補強の上、張りなおしました。とても手間のかかることですが思いで深いものをあえて再生させている
⇒
既存階段の段板は・・→リビングの棚板へ転用
このほかにも構造補強材、神棚など様々なものに古材を転用した
最後に・・
先日の見学会で集まったこどもたちに一番人気の場所がありまして・・
そこは、2階から既存ハシゴを上がった収納部屋でした!なぜなら・・
目の前を何台もの電車が通過!!!
投稿者 小宮歩 : 00:00
2011年03月16日
吉祥寺 今日の夕景
2011年3月16日17時半 撮影 計画停電中の町の夕景
今現在生きていて仕事できることに感謝!
投稿者 小宮歩 : 17:42
2011年03月21日
夕暮れ
事務所より見える風景、三鷹のツインタワーと遠くに富士山!
武蔵野市吉祥寺東町にて
いつも御世話になっている地元吉祥寺での建築活動紹介中!!
http://www.tau-s.com/
投稿者 小宮歩 : 22:16