2008年03月06日

光溢れる階段が結ぶ4層の住まい「葛西の家」完成写真!!!

九州の「キッチン真ん中の家」にひき続き、東京は江戸川区にて昨年末に完成した「葛西の家」の竣工写真が出来たのでこちらもUP。九州の物件は、高台にあり開けた眺望が望める「外を取り込む家」だが、今回は都市部での2世帯住宅、鉄骨造3階建てのやや高層型の住まい。1階から屋上までの4層の住空間、光溢れるタテ動線・軽やかな鉄骨階段が結ぶ立体的な構成の住宅です。

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アプローチの様子
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4層をタテに結ぶ鉄骨階段。
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まずは1階の様子から順にご紹介・・

■1階:親世帯の間

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バリアフリーで畳と洋室が連続。又すぐ横にはミニキッチンも併設されており、可動式建具で開閉して利用する。

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■2階:みんなの間

共用のLDKと水周りがある2階部分。自然素材にもこだわった家具と一体の間。
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LDを囲むように造りつけのベンチ式収納を設置。収納の問題は住宅の場合共通にでてくるが、今回はあえてベンチや吊戸として視覚化させている。

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ベンチの一部は外部ウッドデッキへ連続していく・・・

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キッチンよりLDK方向を見る。

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キッチン流しより、階段部分を見る


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又振り返ると窓の外にグレーチングの台をつくった。上部は花台として、下部はサービス(生ごみ等の一時置場)に利用していただく。これは専門的な言葉ですが建築面積がギリギリの中での、家事の細かい部分への配慮からつくった。

キッチンが真ん中の家も家事動線を中心に構成を考えたが、普段利用する方(必ずしも主婦とは限りませんが)に優しい設計が私どものモットー。建築家もいろいろなタイプがいらっしゃると思いますが、建築家の身勝手な自己満足型の設計とは一線を引いて、お客様との言葉のキャッチボールで物をつくるスタイルをとっております・・。

■3階:子世帯の間
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ロフトのある立体的な空間。各室は引き戸でゆるやかに繋がっている。

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1階から3階、更に屋上をゆるやかに結ぶ光の階段の様子。
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特に階段の上部の段板(床)はこだわってつくった。
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■屋上:花火鑑賞の間

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近くのディズニーランドの花火がよく見える屋上の様子。


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「葛西の家」
鉄骨造3階建て
竣工2007年
TAU担当:小林敏也
施工:大勝建設

2世帯住宅であること、都市部における限られた敷地であること、必要な床面積等条件を整理していくと、どうしても立体的になっていく・・・。この「葛西の家」は角地なので比較的条件はよかったが、角地側以外は隣地がギリギリ一杯で建っている状況。壁に窓をあけてもお隣さんと「こんにちは!」の状況が多い都市部の設計において、私どもは上下階を結ぶタテの動線を工夫する事が多い。1つの方法として、開放性の高い階段(光を下に落とすような階段)を建物の平面的に最も暗い部分につくり、光と風を1階まで落とす手法。過去の作品もあわせて紹介。

都市部における3階タテの家、過去の作品より
螺旋階段の家:敷地面積が20坪弱、各階の廊下をなくして少しでも部屋の面積を確保し、螺旋階段が上下を結ぶ。

八潮の家:同じく半分螺旋階段が3層を結び、更に格子に囲われた空中デッキ空間を併設させ、このデッキを中心に住空間を展開させた物件。


更に現在工事中の物件「出窓の家」も、都市部にあり、木造3階建、敷地面積が7坪!!の住まい。限られた敷地の中で、物理的な面積以上の広がりを得られるよう工夫して設計している。今年の夏完成予定。


都市部に限らず、又新築もリフォームも同じですが、様々な敷地条件に対してその土地ならではの建物のあり方を模索している・・・

投稿者 小宮歩 : 00:00