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2006年10月18日

「玄関から入れない家」3 環境を考える!

二階は、極度の老朽化で床がきしみ、 今にも抜けそうな床にタンスなどの大きな家財道具を置いているため、 そばを歩くだけで倒れてきそうな非常に危険な状態である。 (ビフォーアフターHPより)

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柱と梁、筋交い(斜めの木材)でできた「治具(じぐ)」を工場で制作し既存の柱間に入れてボルトで固定する補強方法を考えた。

写真では新築の建物のように見えるが、よく見ると治具と治具の間に既存柱がある。この後、木材と木材の間に吹き付け式セルローズ断熱を施工。外周部の壁は断熱、遮音、調湿効果のある頑強なものとなった・・。

今回のリフォームの全体を紹介。ビフォーとアフターの様子。
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そして問題の箪笥のあるビフォー2階の様子。現場検証で一部床が抜けた場所。

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1階は駐車スペースや玄関があるため、2階LDKへとリフォーム。トップライトから光が落ち、物干しのデッキと一体になった開放的な空間。隣は前述の和室。さらに水周りも設置。

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そして、ビフォー1階の様子・・。
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ここに夫婦の寝室、前室(ちょっとした来客時にも使える、玄関横の空間)を配置。階段下も有効に利用し、WIC(ウォークインクローゼット)もつくる。

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さらに、
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1階と2階を結ぶ部屋の中央の階段スペース。
前述のセルローズ断熱された外周部の壁(もちろん天井も!)は熱損失がとても小さいため、魔法瓶のような建物となっている。
床暖房によって1階の床下で温められた空気はこの階段の吹き抜けをあがり2階へいく・・。1階の床暖房をある時間入れておくと、やがて家全体が暖まる仕組みとなっている。

構造補強や空気の流れ(設備環境)など、出来上がってしまうと、あまり目には見えてこない部分ではあります。しかし、この目に見えないもの(環境)も含めてデザインするのが私どもの設計のやり方です。

ただ見た目の問題だけではないので、階段の位置を決めるのにも一苦労。構造だけでもだめですし、設備だけでもだめ。さらに見た目も考えないといけない・・。

これらは個々の問題ではなくて、お互いが関係しているものなので、いつも頭を悩ませる部分なのです。


投稿者 小宮歩 : 2006年10月18日 23:55