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2005年11月19日
「北側斜面の家」コンペ勝利→実施編
http://www.tau-s.com/report/archives/2005/11/post_5.htmlの続き
通常の物件と順序が異なるが、第1回打ち合せである。お見合いのような気分で指定された場所での顔合わせ。そしてじっくりと我々の提案内容を説明し、ご要望を確認する。要綱と異なる提案にも関わらず、全体のデザインの独創性を評価して頂き、本当に有難い事です。(この時点で26案出された中から3案に選出)
私共の仕事の進め方で重要な事は、お施主さんとのコミュニケーションであり、会話のキャッチボールをしながら計画案を洗練させていく手法を取っている。今回もお話を聞いていて、やはり建物の形態を変更していった方が良いと判断。このあたりも柔軟に考えるのが私共の設計の特徴で、初めからコンセプト重視とか、頭でっかちにはやりません。前提条件の整理を経て、後は柔軟に案を作成するのであった。
ただ、ここの時点で私共の提案はさせて頂く。例えば、ソーラーシステム導入や斜面と建物の関係等についての考え方など・・敷地のイメージから様々な提案をしていく。
そして様々な検討を経て、模型を作成、たまたまですが、見事最終案として選出して頂きました。ここで最終的に3階建ての建物となりましたが、重要な事は「2階から3階へと建物の形態は変化したが、敷地に対する建物のあり方等目指している事は共通しているのだ」という事。・・これだけは言いたい。


内部模型やCGを作成、やはりお施主さんとキャッチボールを繰り返してイメージを洗練させていく。
外断熱、アルミクラッドサッシ(外側アルミ+内側天然木)、チーク無垢材の床、珪藻土の壁、これまでの経験から新しい手法で洗練させたソーラーシステム・・・


過去のソーラーの物件をご案内し、その快適性を体感して頂き設備的な方針を固める。また、配置やプランの検討と同時にインテリア、仕上げ材料等詳細の検討を重ねる。意匠的なものだけではなく、一方で構造的な検討、照明、外構、キッチン等の検討、様々な専門分野のデザイナーを巻き込んでの計画です。その物件ごとに手だけではなく、足を使い、様々な角度で視点で意見が出るような体制で設計作業を進めています。
下記は照明計画イメージCG

また、計画途中に工事予算の概算見積を取る事もしばしば。予算とのすり合わせも重要なことで、協力して頂ける工務店、お施主さん紹介の工務店等に依頼する。どこに金額をかけるのかアドバイスしております。
これは予想していなかったのですが、案の検討途中に某番組から取材の依頼がくる。設計打ち合わせから建物完成までの取材。結果的にこれはお断りしたのだが、WEB上でオープンにされるコンペ住宅物件ならではなのかもしれない・・
そしていよいよ来年初めから着工である。描いたものを実際に創り上げるという最も大変な工程へと進んでいき、2006年12月の完成を目指している。
コンペの経過はこちら
http://www.kentiku-web.com/compe/kekka/106kasiwa/106.htm
投稿者 小宮歩 : 2005年11月19日 16:00