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2005年11月02日
リポート・ブログ化!!と近況
リポートのページを何とかブログ化してUP!!
ライブドアやエクサイト等の簡単な登録で利用できるものではなく、サーバーインストール型で立ち上げたため時間がかかりました。前者と異なり、宣伝が入らずに、自分で自由に変更できる事が特徴で、タウの活動リポートを通して成長していくブログになる予定です。写真と文字を駆使してよりわかり易く伝えられればと思います。早速ブログ機能を確認する意味で、最近の実施、計画、イベントを紹介・・・まずは、現在工事中の物件から・・
地元「吉祥寺」で建築家・山下和正さんの名住宅のリフォーム、「吉祥寺K邸リノベーション」はもうまもなく完成の運び、現在ラストスパート中!
奈良のコンクリート打ち放し物件、「奈良県信貴山Sプロジェクト」も雨の影響で少し遅れながらも順調に打ち進んでいます。「東京-奈良」往復監理は来年も続く・・

建築WEBコンペ作品の「柏の北向斜面の家」はまもなく工事契約を迎え来年着工の予定。建設現場中の番組取材の要請を頂き、有難いです。OMソーラーの斜面に建つ家です。http://www.kentiku-web.com/compe/kekka/106kasiwa/106.htm

次はTAUも参加している「マニフェスト住宅作品」の物件が動いています。まもなくイメージパースUPします。「マニフェスト住宅」というのは工事金額の原価をオープンにした新しい家づくりのこと。これについては問い合わせも頂いており、後日作品と合せてその詳細をお伝えします。尚、11/18-20まで北海道は札幌にて勉強会が開かれます、私共も札幌TAUと連携して参加。更に東京の南青山ギャラリーも11/30オープンの予定。合せて紹介します。
次はリフォーム物件「国立の家」。計画プランが洗練されてきて、まもなくイメージをUPします。今回のテーマはこれまでと少し異なるアプローチ。既存のものに新しい物を付け足すのではない新しいリフォームのあり方を提案しています!

リフォームといえば某TV番組物件も順調に撮影中。年内完成、来年始めにも放送の予定です。うちの匠が奮闘しております。詳細はまだ伝えられませんが、これも特徴的な作品です。放送後、裏リポートあり。お楽しみに・・
テレビと言えばグッドデザイン賞を頂いた「五葉松の家」が某番組に出ます。詳細は後日。そして第2期リフォーム計画もスタートする予定です。時間の経過と共に変化していくこの家が又更なる時間を紡いでいきます・・・

話しを変えまして、昨年完成しました美味しい料理とお酒のお店「六本木さかなのさけ」さんが無事に1周年を迎えられました。雑誌「大阪人」にも取り上げられ、スタッフ一同喜ばしい限り。内輪のお祝い会に招待されましたので駆けつけます。オーナーが配信されるBCCメール情報をこのリポートでも流していきます。六本木に行かれる際はぜひ!!

そしてもう一件、こちらも昨年完成しましたJR豊田駅前の中華料理屋さん「上海料理マルス」も頑張っています。前にも紹介しました文字のロゴは次期大河ドラマのタイトル文字をやられたカリグラファーのだんきょうこさんによるもの。これを記念した訳ではないですが、入り口ドアに「寿」のマークを付けました。豊田に行かれる際はぜひ!!ランチもやってます。

最後に東京は東大和にケーキ屋さん、名古屋に仏レストラン、日野に分譲住宅・・と計画案が少々。これも現在構想中、徐々にUPしていきます。「その物件のテーマ」「リフォームならばそれぞれの抱えている問題とその解決方法」さらに建築に関わる様々な立場(職人さんやお施主様等)の「人」に注目してリポートできればと考えています。
投稿者 小宮歩 : 18:06
2005年11月09日
古材再生!! -「国立の家」現地調査編
「国立の家」リフォームの主な内容:
・収納が少ないので多くする
・利用しやすい合理的な間取りに変える事
・明るい庭と一体となったLDK
・2階は将来人に貸せるように等、内外共に大幅なリフォームの予定。
これを実現すべく2回目の現地調査へ行く。


玄関入ってすぐの2階へ上がる階段。奥の壁はケヤキ材。細部までこだわった創りが伺える。
この現場調査の段階で再利用できそうな材料は全てピックアップする。
どこに使うか最終的な判断は現場が始まってからですが、現段階で様々なアイディアは出しておく。
私共の設計は環境を考えたアプローチをとっており、再利用できるものは再利用するという基本姿勢。
大工さんの手間を考慮しても、コスト的なことや愛着感など「得」が多いから。
以下は過去の作品からの実例。
■古材の再利用(「五葉松の家」より)
→ 
既存階段の段板を再利用した。石屋さんに頼んで高さを調整させた大谷石と組み合わせてベンチにした。

既存母屋の扉材などでつくった水屋、建具。
今回も板材や照明器具、格子状の梁などいろいろな場面に再利用できそう・・
さてさて話しは戻って、この「国立の家」はなだらかな傾斜地にあり、半階下りると和室がある。
立体的にも面白い空間でこの和室も重要なポイントになりそう。緑深い庭へと眺望が開けている。
いかにこの緑を取りこんだLDK、和室が出来上がるかが大きなテーマ。



次回はいよいよ提案の内容を紹介します!
投稿者 小宮歩 : 12:50
2005年11月14日
「北側斜面の家」コンペ応募編
東京TAU・最近の住宅物件を紹介。「北側斜面の家」コンペ応募編
最近ではWEBを利用した住宅設計コンペの物件が増えており、この物件は初めて住宅設計コンペに応募した作品である。住宅を建てたい方が、応募の条件を設定し、複数の建築家等のアイディアを求めその中から気に入った案を決定するという方式。私共設計側から見るとある程度のリスクを伴うが、それを承知で初めて挑戦した物件である。
WEB上に出されていた敷地写真や条件を見て、何か突き付けられているものを感じたからが理由ですが・・
敷地の写真・高低差10mの北向きの斜面

応募条件
◆家族構成
夫婦、子供2人(共に成人で別居しているが個室を要望)
◆希望条件・要望
建物、外構(カルバート駐車場、北東・南西の斜面の処理を含む)一体で要望。
外観はシンプルかつ重量感を感じさせる。内部は洋風に和を感じさせる。
清潔が容易に出来ること(カーテンを開けっ放しにして庭や光の揺らぎを見るのが好き)。
広がりを感じさせること。
また、「要望」として、以下のことを加えていただきたくお願いいたします。
1、建物は三階建て(一階に夫婦の寝室・ウォーキングクローゼット、多目的ルーム、和室、ミニキッチン、トイレ、二階はパブリックスペース、三階を個室2部屋ー広めのワンルームでも可)。
2、地形・自然災害対策として、一階部分はRC構造を希望。
3、南西道路側に斜面を生かした内庭を要望(樹木は費用に含めず)。
4、一階多目的ルームー床暖房、壁面に書棚を希望。
5、台所設備・浴室・洗面台は市販のものを希望しない。
6、ベランダの床面はFRPを避ける。
7、室内側が木製の窓を希望。
◆要望イーメージ
多目的ルーム(趣味--油絵・日本画や読書・パソコンなどをする。書物がかなりある)、収納場所が充分に欲しい。多目的ルームのそばに和室及びミニ台所。
ゆったりとした食堂(会話・団欒は主に食堂でする)、個室はすべて洋室。
家事室、バリアフリー、廊下や階段・出入口は幅を広めに。
ハイビスカスを植えておきたいので冬季のみ温室として使用できるスペース。
まずは結論から紹介、当初の提出した応募案のイメージCG。

実はこの案上記の要項を一部満たしていない。
WEBコンペというものは、通常の物件と異なり、当然応募時は一度も会った事のない人の住宅を考えている事となり文字だけで想像を膨らませ、案を作成する。文字の真意やニュアンスのようなものは想像するしかない世界。この作品で私どもが伝えたかった事は、要項に書かれてあった文字を一度切り離し、高低差10mのこの独特な敷地に対する建築の可能性の模索である。

敷地の魅力を最大限引き出すために、どこに建物を建てるか、これが問題であった。
敷地中央の造成した平らな場所に3層の住宅を建てるのではなく、この平らな部分にこそ広場のようなものを作り、これと北側の絶景を取り込んだ中庭式の低層住宅を提案してしまった・・勝手にイメージを膨らませCG、スケッチ模型等作成。この案に対する情熱を込めて応募案をまとめる。

コンペ形式では当然リスクの方が大きく、基本的にたった一つの案を除いて後は全て落選する。(たまに優秀案なし!なんて事もある程)まして、一部要項と異なる建物を提案している訳で、通常ならばここで話が終了するのだが、今回だけは縁があった!!
何て案だと切り捨てられたかと思った矢先に、「会って話をききたい」とコンペ主催者から連絡が入る。この後、結局案は予想しない方向へと進んでいくのですが・(続)
投稿者 小宮歩 : 09:30
2005年11月16日
奈良 信貴山 S-project現在工事中!!
奈良県でとあるプロジェクト(施工は三和建設株式会社)が進行しており、現在東京-奈良往復監理中!!

完成イメージCG1

完成イメージCG2

■東京-奈良 往復監理 2005/08/08(月) 地中梁配筋検査に行ってきました。
とにかく奈良はものすごい暑さでした。
照りつける太陽の下での連日の作業で真っ黒に日焼けした鉄筋工の皆さん、ご苦労様です。頭が下がります・・・
配筋は問題なくきれいに施工されておりました。
その後打設後の養生方法、設備スリーブ位置等の打合せを行い、現場を後にしました。
RC打ち放しの仕上り具合は養生中の気温に大きく左右されます。
どうか雨の降らない涼しい曇りの日々が続きますよーに!

■東京-奈良 往復監理 2005/09/26(月) 今日は1階の配筋検査に行ってきました。
内外共内放しの物件なので配筋ももちろんですが型枠の建て込みにもかなりの精度が必要となります。コンクリート打設を前に現場にも緊張感が漂っています。
いつもお世話になっている構造担当のSD設計室・谷口さんと現場監督の岡山さん
内部はパイプサポートの森状態

■東京-奈良 往復監理 2005/10/14(金) 先日、1階の型枠を外しました。
多少のジャンカが見られたが補修で対応できる範囲内、全体としてはまずまずの仕上がりでした。
今は2階の型枠を建て込み中、月末に打設予定です。

現場事務所にて
左:設備担当のヨシムラエアサプライ 薮内さん
右:現場監督の三和建設 岡山さん
来年2月完成予定。まだまだ往復監理は続く・・・
投稿者 tau : 04:47
2005年11月19日
「北側斜面の家」コンペ勝利→実施編
http://www.tau-s.com/report/archives/2005/11/post_5.htmlの続き
通常の物件と順序が異なるが、第1回打ち合せである。お見合いのような気分で指定された場所での顔合わせ。そしてじっくりと我々の提案内容を説明し、ご要望を確認する。要綱と異なる提案にも関わらず、全体のデザインの独創性を評価して頂き、本当に有難い事です。(この時点で26案出された中から3案に選出)
私共の仕事の進め方で重要な事は、お施主さんとのコミュニケーションであり、会話のキャッチボールをしながら計画案を洗練させていく手法を取っている。今回もお話を聞いていて、やはり建物の形態を変更していった方が良いと判断。このあたりも柔軟に考えるのが私共の設計の特徴で、初めからコンセプト重視とか、頭でっかちにはやりません。前提条件の整理を経て、後は柔軟に案を作成するのであった。
ただ、ここの時点で私共の提案はさせて頂く。例えば、ソーラーシステム導入や斜面と建物の関係等についての考え方など・・敷地のイメージから様々な提案をしていく。
そして様々な検討を経て、模型を作成、たまたまですが、見事最終案として選出して頂きました。ここで最終的に3階建ての建物となりましたが、重要な事は「2階から3階へと建物の形態は変化したが、敷地に対する建物のあり方等目指している事は共通しているのだ」という事。・・これだけは言いたい。


内部模型やCGを作成、やはりお施主さんとキャッチボールを繰り返してイメージを洗練させていく。
外断熱、アルミクラッドサッシ(外側アルミ+内側天然木)、チーク無垢材の床、珪藻土の壁、これまでの経験から新しい手法で洗練させたソーラーシステム・・・


過去のソーラーの物件をご案内し、その快適性を体感して頂き設備的な方針を固める。また、配置やプランの検討と同時にインテリア、仕上げ材料等詳細の検討を重ねる。意匠的なものだけではなく、一方で構造的な検討、照明、外構、キッチン等の検討、様々な専門分野のデザイナーを巻き込んでの計画です。その物件ごとに手だけではなく、足を使い、様々な角度で視点で意見が出るような体制で設計作業を進めています。
下記は照明計画イメージCG

また、計画途中に工事予算の概算見積を取る事もしばしば。予算とのすり合わせも重要なことで、協力して頂ける工務店、お施主さん紹介の工務店等に依頼する。どこに金額をかけるのかアドバイスしております。
これは予想していなかったのですが、案の検討途中に某番組から取材の依頼がくる。設計打ち合わせから建物完成までの取材。結果的にこれはお断りしたのだが、WEB上でオープンにされるコンペ住宅物件ならではなのかもしれない・・
そしていよいよ来年初めから着工である。描いたものを実際に創り上げるという最も大変な工程へと進んでいき、2006年12月の完成を目指している。
コンペの経過はこちら
http://www.kentiku-web.com/compe/kekka/106kasiwa/106.htm
投稿者 小宮歩 : 16:00
2005年11月22日
札幌&旭川住宅セミナー報告「旭山動物園を目指せ!!」

北海道である。11/19,20北海道は札幌&旭川で行われました住宅セミナーの様子を一部ご紹介・・

2日間で100名以上と最近のセミナーの中でも最高の反響がありました。旭川会場は入れない方が出た程、翌日はメール等問い合わせまで頂き、有難いことです。まずは会場まで足を運んで頂いた方にお礼申し上げます。
今回は東京から主催協会の代表、建築家5名、弁護士1名が参加して住宅作品の展示やトークセッション、個別の相談会等が行われました。まずは講演会、トークセッションの様子から・・

建築家から見たマニフェスト住宅のシステムについてをご説明。工事費の原価を公開した安心の家づくり、建築家の自由な建築設計を後押しするシステムであり、住宅を建てる上での良いシステムの一つとして推奨できるというような内容のご説明をしました。

また、現在進行している物件を通じて、私共が目指している住宅、リフォームについてもご説明しました。TAU所長からはTV番組物件が動いている事もあり「リフォームの魅力」を熱く説明しました。


・・当日開場には取材班が参加していた。注目度の高さがわかる。

講演会に先立って一般公開された展示会の様子。
TAUからはオープンハウスで展示しているパネルと作品集を展示。参加者は一般の方と合せて専門の方も多く見られ、私共の作品「五葉松の家」はどちらかというと専門の方からの注目を多く集めてました。珍しい住宅という事でしょうか。既存古民家を再生したこの住宅は現在もリフォーム第2期進行中の物件で、「建てたら終り」という建築とは大きく異なった時間の経過をしている物件。住宅に対する考え方、建築家の役割、目指しているものを説明するのにわかりやすい作品だったのではと思います。
講演会の後は個別相談会が開催!

個別相談会の様子。こちらも予約をたくさん頂き大反響でした。

こちらはTV朝日の番組「大改造!劇的ビフォーアフター」に出演された小島先生との旭川での個別相談会の様子。

最初で最後ではないか!?・・ダブルTAU、小宮(中央)と藤島(右)による住宅相談の様子。非常に珍しい光景なんです。
北海道の皆さんの真剣な想いが伝わる素晴らしい相談会となりました。今度はぜひ、東京でも開催したいと考えています。地元・吉祥寺でもやりますので、宜しくお願い致します。

今回は非常にタイトなスケジュールで空き時間があまりなかったのですが、旭川の有名な動物園「旭山動物園」には行ってきました!この動物園こそ動物の特性を活かした優れたシステムを取り入れているなぁと実感。どんな分野も工夫と努力!
今回のセミナーを終えて、北海道という北の大地で、環境も異なりますが、そこに建つ建築(住宅)に対する想い、優れた建築を建てたい!!という想いは共通なのだと実感。その想いをどのように実現するかが重要で、マニフェスト住宅もそのシステムの一つとして受け入れられればと考えています。建築界は現在荒れたニュースが世の中に出ていますが、今だからこそ、建築に真面目に取り組む姿勢をより積極的に示して、努力する事が重要だと思います。
微力ではありますが、このような住宅セミナーをこつこつ開き、1人でも多くの方に参加して頂き、優れた建築を建てるためのシステムなどについて講演し、ご意見を頂き議論し合う事がその1歩かと感じます。今後も展開していく事と思います、宜しくお願い致します。
※写真撮影:株式会社 ネクストステージ・善利光雅
投稿者 小宮歩 : 22:03
2005年11月26日
「中庭のある家」雑誌撮影!!

今年完成しました「中庭のある家」に雑誌の撮影依頼が入りまして久々に現場へ。完成したばかりの頃とは違って、もうすっかり地域に溶け込み、生活観溢れるいきいきした場所になっていて感慨深い。まだ詳しい内容はお伝えできないのですが、紅茶の先生であるお施主さんの斬新な生活スタイルから生まれた道路側のお部屋、ティースタジオ(紅茶サロン)が今回の取材テーマと関係しています。年末発売の予定、詳細は後日・・

近隣の方が集まるティースタジオの様子と撮影風景。中庭型の配置構成をとる事で、このティースタジオに朝から光がたくさん入るよう配慮している。

取材終了後、とっても美味しい摘みたてのスリランカ・ウバ茶やケーキを御馳走になりました。そんなティースタジオに関する情報は下記です。摘みたてのスリランカ・ウバ茶やマスカットティーをぜひ一度!!
ティースタジオ・エヴァーグリーン:日本紅茶協会認定ティーインストラクターのオーナーによる教茶教室を中心としたお茶に関するイベントを愉しむスタジオです。ご希望の方には、紅茶のテイスティングも用意しているそうです。ぜひ下記サイト御覧下さい。
http://home.catv.ne.jp/dd/ptg/evertop.html
投稿者 小宮歩 : 18:30