2006年01月01日
建築的家具!について

IKEAのおもちゃ箱!
・・を、椅子としても使うこども
例えば、階段状の引き出し式収納は、当然、階段として上っていく・・(やや危)
こどもは決められた使い方はよく分からないので自分の使いやすいようアレンジして使っていく。何てことのないただの箱だけど、収納で椅子になったり机になったり、重ねて階段にしたり・・・多目的に利用することは合理的で重要なことではないかと思う。テレビ朝日大改造!劇的ビフォ→アフターで紹介していただいたアイディア家具や装置!?をはじめ様々なものを住宅設計のなかで提案している・・・

私どもで考えている家具は、IKEAのような買ってきて置くだけのものではなく、建築的家具!です。その空間の使い方にあわせて存在し(なくなったりもしますが)、その空間だから意味があるものを目指しております。逆に言うと他の場所へ持っていったら何の役にもたたない代物かも知れません。そのお客様の、その場所の、その使い方に対応したあり方を考えております。

既製品の一部を利用してつくる!こともあります。例えば、メーカーさんのキッチンを1セット買ってきて扉を外して、扉だけ造作でつくると低コストかつ個性的なキッチンになったりもします。既製品を否定しているのではなく、良いシステムはいかして他で工夫することも重要な手段です。
これまでつくった「建築的家具」の一例をご紹介。
■キッチンボックス「キッチンボックスのある家」より


冷蔵庫やオーブン、電子レンジ、飾り棚、収納などキッチン関係のものをボックス化してキッチンとダイニングの間に設置した家具と建築の間にあるボックス
■連続するベンチ式収納「葛西の家」より

ベンチ式収納で囲われたリビングダイニングベンチの一部は外部ウッドデッキへ連続していく・・・

■間仕切り兼飾り棚「キッチンが真ん中の家」より
キッチンと玄関ホールをゆるやかに仕切る(つなげる!)家具。

家具も建築も、家具と建築の間も、その場所でしか成立しないあり方を目指している・・。
投稿者 小宮歩 : 00:00
2006年02月09日
ロフトの回転ベッド!! (2間で大人4人が暮らす家)
TVビフォーアフターを見て意外と問い合わせが多いアイテムがロフトの回転ベッド!!
これは「六本木さかなのさけ」や「中庭のある家」のステンレステーブル等様々な場面でいつも協力してもらう、北区の(株)ルネサンスさんによるもの。家具の事で様々な局面での頼れるアドバイザーでもあります。

↓

↓

↓
思わずダイブ
※8分頃 出てきます!
投稿者 リフォームの匠 : 10:00
2006年02月15日
収納あれこれ (2間で大人4人が暮らす家)
キッチン廻りから・・

キッチンはオリジナルデザインで収納を工夫。赤丸部分が収納となっています。
限られたスペース、気の利いた場所に収納スペースを置こうと考え、→印部分にも収納をつけ、これが好評だった。


ダイニングとの目線を合わせるためキッチン部分が一段下がっており、その差を利用した引き出し式収納を設置。

ダイニングの床下にも収納を

出窓風収納。モノを入れたとしても光が差し込む。

靴箱の奥にはポスト口。扉の裏はスリッパ掛け

ロフトにも収納とかわいい照明を

屋上には外部モノ入れを
投稿者 リフォームの匠 : 00:00
2006年10月19日
引き出し式、可変家具!
引き出し式、ダイニングテーブルのある風景をご紹介!!

無垢の床材で仕上げているため直接床に座りたくなるリビングダイニングの風景、テーブルの生活をしたい場合は・・・











ダイニングテーブルのある風景

玄関から入れない家
竣工2006年
木造2階
施工:民家工房 常栄(有)
-玄関から入れない家を再生-
テレビ朝日系列「大改造!劇的ビフォーアフター2006
秋の2時間スペシャル」06年10/8放送作品
※5分半頃 この可変家具登場!!
投稿者 小宮歩 : 21:00
2008年09月12日
畳の部屋でも床下収納!
「畳の部屋でも床下収納!」をご紹介!!
パナソニック等メーカーにも規格品で和室用床下収納庫がありますが、たとえば、琉球畳なので寸法を自由にしたい・・や収納庫の下に調湿用の炭(古材を焼いてつくった再生炭)をまきたい、番組のクイズにもしたい・・・など複雑な事情があったためオリジナルで床下収納を考案しました


回転盤詳細図
ミッキーマウスのような形をした部材を床下収納庫に組み込むという至ってシンプルなからくり。和室のコーナーに設置されたワイヤーを引っ張るとこれが回転し、琉球畳のふたを押し開けるというシンプルなシステム。電動ではないですがコストもメンテナンスも抑えられる

ワイヤーを引っ張る様子。ワイヤーが引っ張られた状態で固定できるよう配慮している。


床下収納内部。横のミッキーマウスのような木材がこの仕組みを支えている。
既製品の良さも当然ありますが、複雑な仕組みだとコストもかかるし、サイズ等様々な規制がある。そこで、ちょっと工夫したもの提案するように心がけている。その住宅でしか成立しない「もの」のあり方を模索している・・
玄関から入れない家
竣工2006年
木造2階
施工:民家工房 常栄(有)
-玄関から入れない家を再生-
テレビ朝日系列「大改造!劇的ビフォーアフター2006
秋の2時間スペシャル」06年10/8放送作品
※8分頃 このからくりが出てきます!!
投稿者 小宮歩 : 16:10
2008年09月14日
家具や収納と一体!!「みんなの間」
昨年末に完成した新築物件「葛西の家」(S造、3階建て)より、家具や収納と一体の「みんなの間」をご紹介。この家は2世帯住宅で、共用のLDKと水周りがある2階部分に大家族のための「ベンチ収納」を設置。上部にも吊収納が一部設置されている。自然素材にもこだわった家具と一体の家族団らんの間。

収納兼ベンチ家具の様子

LDを囲むように造りつけのベンチ式収納を設置。収納の問題は住宅の場合共通にでてくるが、今回はあえてベンチや吊戸として視覚化させている。


ベンチの一部は外部ウッドデッキへ連続していく・・・
リビングと連続したキッチン、その下部にも収納を設置


更に3階の「子世帯の間」にも造り付け家具がある。このオープン棚によってゆるやかに階段と部屋が空間が繋がる。

ロフトもある立体的な主寝室。
1階から3階、更に屋上をゆるやかに結ぶ光の階段の様子。

屋上:花火鑑賞の間

近くのディズニーランドの花火がよく見える屋上の様子。
この「葛西の家」は近々とあるテレビ番組の取材も決定している(御施主様のご協力のおかげで)。家具で構成された「みんなの間」での、家族みんなの笑顔が伝わればいいな~!!
テレビ東京「住まいる家族」#47 11月23日(日)放送「家族をつなぐ光の階段」

「葛西の家」
鉄骨造3階建て、新築
竣工2007年
TAU担当:小林敏也
施工:大勝建設
2世帯住宅、鉄骨造3階建てのやや高層型の住まい。
1階から屋上までの4層の住空間、光溢れるタテ動線・
軽やかな鉄骨階段が結ぶ立体的な構成の住まい
投稿者 小宮歩 : 00:00
2008年09月19日
間仕切り兼用の2段ベッド!!
新規のリフォーム物件をご紹介。今回はまず頂いた1通のメールから・・・
はじめまして、横浜に住む主婦です。
ホームページをみて、大変魅力的でしたので、メールしました。
築15年の2階建て住宅(軽量鉄骨)に、 夫、息子3人と住んでいます。 2階に1部屋増やしたいと考えていますが、 ハウスメーカーと思うように話がすすみません。 ‘8畳、6畳、6畳、1畳のトイレ、2畳のウォーキングクローゼット、 2畳の廊下’の空間からもう1部屋増やすように、区切りなおす感じです。 予算○○○万円、できるだけ早い時期に。
大変有り難い事で、いろいろなお問い合わせを頂いており、ありがとうございます。住まいに関することは何でも誠意を持って対応させて頂いておりまして(力不足でお役に立てない事もあるかと思いますが)、ホームページの感想、叱咤激励、苦情等何でもお気軽にお問い合わせいただければと思います。さて、今回のお問い合わせについても早速連絡を取らせて頂き、内容を検討、現場調査へうかがった・・
■初回の打合せ
現状に対する不満やこうしたいという希望をヒアリング。今回は2階に個室をもう一つ作りたいという要望が出た。初回の打合せは特に重要で一言一言漏らさずチェック、現場調査も行う。何となくこうしたい、こんなイメージが良い等おききした内要から「使い勝手の良いあり方」「建築のかたち(器)」のヒントを模索する。相談は抽象的なことでも、夢でも、何でも結構です。要望をお聞きしながら、具体的な「かたち(器)」を考えていくのであります‥
ビフォーの様子
ビフォーの様子、構造などしっかりと調査しないと実現可能な再生提案は出来ないので、小屋裏も含めて現況をしっかりと調査・・・
■事務所にてじっくりと検討
スタッフ全員で模索中・・・2階を一部張り出した増築案等いろいろと考える。増築案はコストもかかるし構造的にも難があるなぁ・・等
■お客様にプレゼンテーション、考えた案をご説明
・・・そして将来のことなども含めて検討し、一番広い部屋の中央に家具を置いて仕切るという方法をお客様との相談の上提案。その家具とは・・・
■そして方針が出たところで、図面の作成

間仕切り兼2段ベッド断面図
上図のように上のベッドは左側の部屋から利用、下のベッドは右側の部屋から利用し、大きな部屋を家具で2つに分けて個室にするというアイディア。それぞれの収納も考え図面を作成。将来は小屋裏部分の空間(現在は天井が貼ってあり使われていない点線部分)も利用してそれぞれの部屋の居住性を高める案なども一緒に提案。私どもの提案のやり方は「お客様との言葉のキャッチボール」に重きを置くやり方。一方的に押し付ける方法ではありません。お客様との相談の上、様々な条件から優れている方法を模索していく・・
■見積もり
私どもは施工部隊を持ってませんので工事は別の会社に依頼して見積もりを作成していただく。出てきた見積もりのチェックと減額案の提案をして、工事契約となる。今回は間仕切り兼2段ベッドを製作する方針が決まった。
■着工 解体工事からスタート
スケジュール調整のうえ解体工事からスタート!大工さんがアイディア家具を造作中。私どもは図面通りに出来ているかチェックする現場監理作業を行う。
TVビフォーアフターにも工務店として出演された経験もあるマルヒトさんが工事を担当。
・・・そして完成写真をUP(09/19追記)
個室1既存ベッドがしっかりと納まった
逆側の個室2の様子
窓もついた2段ベッド兼間仕切り家具の出来上がり!!造作家具なので将来又家族の事情が変化すれば撤去して大きな部屋に戻すことも可能。無事に兄弟全員に個室が行き渡りました!!
TAU担当:赤ひげ先生+近藤
その他のアイディア家具をこちらにまとめてみました。ビフォーアフターのクイズになった代物などもあります。ぜひご覧いただければと思います。
投稿者 小宮歩 : 14:00
2009年04月18日
手動式滑車のある風景
先日竣工の「古くて新しいサツキとメイの家」より「手動式滑車のある風景」を!
天井を撤去して小屋裏収納と吹抜け部分、また屋根形状を変更して屋根の上にルーフデッキをつくったサツキとメイの家。写真の右上、ちょうど高い位置にある小さな四角い窓の外側に5帖強の広いルーフデッキを設置。ここへ洗濯物など軽量なものをすぐ上げられるように、手動式滑車を設置しました。
ルーフデッキの様子
船舶用の木製滑車を天井に設置して、同じく船舶用ロープを用意・・
▼
▼
ロープを引くとかごが窓へ向かって上がるシンプルな仕組み。以前ビフォーアフターでつくった電動押入の手動版のようなものができあがりました!!
軒丸太に埋木をして柱へ転用した「再生柱」にロープをくくりつければリフトアップ完了!!

ちなみにこの「再生柱」は枝が生えて、たまに花が咲き、小鳥もくるようになったとか・・ちっちゃな姉妹と楽しみながら家事ができそうな「手動式滑車のある風景」でした!
投稿者 小宮歩 : 00:00
2009年04月20日
浮いてる小屋裏!?
浮いてる小屋裏!?2例紹介!!
限られたスペースを最大限生かす&収納の問題等解決させるために小屋裏を積極的に利用する設計が新築&リフォームに関わらず多くなってきた。建坪が9坪、限られた平面スペースの場合、この小屋裏収納部分を屋根から吊ってしまう工法を採用している、吊ってしまうと下の階のプランが自由になるため(柱が部屋の真ん中にどーんと出てきてしまう等避けたいため)
「2間で大人4人が暮らす家」より

既存建物を1.5倍程度高くして補強し、ロフト部分の床を上図のように吊っています。これによりロフトスペースを生みだすと同時に1階は柱の無いフリーな空間として利用可能。1階は可動式建具で仕切ったり、オープンにしたりする事が可能となる。又、ロフトを吊っている柱を利用した棚をつくり収納量を確保、上部にトップライトをつけることで光と風の住空間としています。
つい先日完成の府中の減築再生住宅も屋根から吊って構造をフリーにしてすっきりみせている・・
構造検討苦労しました・・・

ビフォーアフター、法制限のため屋根をばっさりカット、片流れ形状にして小屋裏を積極的に利用している
今回は鉄筋を使って上部から吊っております、床はJパネルを採用
普段は天井に収納!折りたたみ式木製ハシゴ階段の様子
床面積にはあらわれてこない+αの空間、7畳の収納スペース!
飛び跳ねても問題はないが写真の様にこどもが遊ぶスペースではなく・・今回は小屋裏は収納スペースが主目的なので物が落下しないよう低い立上りをつけて開放的にデザイン、上部からも採光通風!
投稿者 小宮歩 : 00:20
2009年06月19日
既存座卓を組み込んで掘りごたつへ!
アイディア家具特集より
既存家具を使った事例をご紹介。既存の座卓を利用して使い勝手をより良くしたリフォーム物件。
リフォーム後の様子(アフター)
既存座卓を利用した掘りごたつになっており、座卓は床下へ格納することが可能
格納すれば普通のフローリングの床として利用が可能で、使い方にあわせて床⇔掘りコタツへ変化することができる!
既存座卓を利用した堀コタツ
投稿者 小宮歩 : 00:00
2009年06月20日
動く押入れ!?
家具特集で一番人気クリックはやはりこの装置・・これをうちにつけてというお問い合わせも多々ありました
テレビ朝日のリフォーム番組「大改造!!劇的ビフォ→アフター」で取り上げて頂いた「2間で大人4人が暮らす家」という再生住宅作品の寝室で考案もの

まさか床が下りてくるとは・・とたくさん反響(メール)を頂き、番組内のクイズにもなりました昇降式収納、通称「動く押入れ」。レールが壁に埋め込まれていて普段はレールのみ、ボタンを押せば、ロフト収納の床が一部自動で下りてくる昇降システム。
2間に大人4人の生活・・この問題に対し物理的に入らない収納スペース。この問題を解説させる一つの解決策として「動く押入れ」装置を設置。寝室上部に広い小屋裏収納があり、その一部の床が下に下りてくるというシステム。上階のルーフバルコニーでの物干の際に洗濯物を上げ下げするリフトとしても機能。
上下停止ボタン

▼
▼
下へ下がる「動く押入れ」

ルーフバルコニーに面して開口があり、そこを開けると先ほどのクレーンが顔を出す

(テレビ朝日系列全国ネット2006年2/5「大改造!!劇的ビフォーアフター」にて放送。6分頃にこの装置がでてきます)
「2間で大人4人が暮らす家」
竣工2006年
木造平屋
施工:大勝建設(株)
-9坪の平屋建てに大人四人が窮屈に暮らす
番組史上最小の狭小住宅を再生-
テレビ朝日系列「大改造!劇的ビフォーアフター」
06年2/5放送作品
その場所でしか成立しないもののあり方、そこでしか成立しない、他へ持って行くと全く価値がないもの、その家族しか喜ばないもの、‥ということが恐らくある。それは家具かも知れないし、素材かも知れない、そこの光や風かも知れない‥ひっくるめて建築そのものだと思う。
今回は装置でしたが、装置も家具も「建築」ととらえて少しでも使い勝手の良い物のあり方を模索し設計している‥
投稿者 小宮歩 : 20:00
2009年09月04日
「床の間収納」!!
とてもアクセスの多いアイディア家具特集より「床の間収納」をご紹介!!
↓ビフォーの写真

和室全体が物入れのようになっていて、「床の間」に箪笥を置いていた状態のリフォーム前・・
ある程度物は整理するが、「床の間」の横の押入れでは入りきれないと相談を受ける。
といっても限られたスペース、どのようにして収納量を稼ぐか悩み、検討・・、・・そこで!
↓アフター写真

既存の型を外して、ちょっとモダンな「床の間収納」を考え、工事完成。一見普通の「床の間」と「押入れ」・・
「床の間」には小さな掛け軸や油絵を飾るスペースがあれば十分との事。幅を小さくして地袋をつけ、思い切って和室の真ん中にレイアウト。「床の間」を挟んでその両側に収納をつくる。


↑左側の収納を利用する場合1。クローゼット風に!!

↑右側の収納を利用する場合2。布団を入れる押入れ風に!!

尚、「床の間」部分の裏も収納スペースにした。左からも右からも使える創り付けの棚。
洋服や布団、小物等モノが前よりたくさん入れられる「床の間収納」の出来上がり。
この「床の間収納」自体がどうだという事よりも、今回のリフォームをきっかけに家の収納を再考し、住まうことを考え、整理し、リフォーム後に何かお施主さんの生活自体が明るく楽しく見えた事が印象に残った物件・・。
施工:八代工務店
投稿者 小宮歩 : 00:00
2009年12月12日
キッチン裏の壁面収納!!
まもなく完成、吉祥寺は成蹊近くの共同住宅(設計・施工:沖島工業)、最上階のオーナー宅のいくつか家具の設計を担当させて頂きましてその中より「キッチン裏の壁面収納」をご紹介!

最上階、LDKの様子

キッチン裏の収納部分をデザインさせて頂きました、壁と一体化するキッチン裏の壁面収納
キッチンと洗面所の間仕切りのような役目もあり、裏の洗面所からも利用できるようになっている・・


壁面収納部分を見る 3枚引戸をあけると床から天井までの適度な奥行きの収納スペース 食器のほか、レンジや炊飯器なども組み込む


最下部にあるキャスター付きボックスは引き出して踏み台兼収納として利用が可能
投稿者 小宮歩 : 00:31


