2007年03月10日
再生住宅とは

「空を感じる光と風の家」、「ビフォーアフター/押入れで寝る家」「グッドデザイン賞受賞、古民家再生/五葉松の家」「松ノ木減築再生のススメ」「メガホン状の増築、メガホンの家」「八広/住まいのリフォームコンクール受賞」「板橋/大きな台形FIX窓で空を取り込む再生住宅」「国立/外とつながる再生住宅」「大きな家具のあるリフォーム・キッチンボックスのある家」・・・
再生住宅とは・・外壁の補修、色を変えたい等美装ではなく、必要であれば骨組みからやり直し、設備も含めて新築同等の性能を持たせ再生させたリフォーム物件のことです。再生住宅は単なる美装とは差別しております。環境的なこと、その敷地の事情(新築にすると敷地が大きく減ってしまうなど)、伝統的な民家の保存、経済的なこと、等さまざまな事情によりご依頼を頂くことが多い。下記に代表作品をUP・・
▼「2間で大人4人が暮らす家」
9坪の平屋建てに大人四人が窮屈に暮らす番組史上最小の狭小住宅を再生
テレビ朝日系列全国ネット2006年2/5「大改造!!劇的ビフォーアフター」にて放送
▼2002年にグッドデザイン賞受賞「五葉松の家」

↓

古民家にガラスの箱を増築して再生させた古民家再生住宅
[高画質で再生]
テレビ東京・辰巳琢郎のリフォーム夢家族「五葉松の家」
▼空を感じる光と風の家BS朝日「辰巳琢郎の家物語」09年08/31放送作品

外観より
▲ビフォー(リフォーム前)
[高画質で再生]
辰巳琢郎の家物語~リモデルきらり「空を感じる光と風の家)
▼「国立の再生住宅」BS朝日「辰巳琢郎の家物語」08年11/29放送作品

「終の棲家づくりのこだわりに応え開放的なアジアンリゾート風に再生」
第二の人生のための家づくりに向う施主は老後の暮らしに対しはっきりとしたビジョンを持っている。要望はバリアフリーはもちろんのこと、風通しがよいこと、収納を多くすること、防犯に配慮すること、将来2階を賃貸にすること等・・。そんな要望事項がA4の紙2枚にびっしりとまとめられ提示された。そんな要望をひとつひとつチェックしながら計画に盛り込み構造的にもすべてクリアし設計を終えるのに8ヶ月を要したといいます。南側に大きなリビングダイニングを配置するシンプルなプランにして南北と東西の風の通り道を確保。明るく開放的な再生住宅を実現した・・(THingより抜粋)
[高画質で再生]
BS朝日辰巳琢郎の家物語~リモデルきらり「収納が楽な家」
▼「八広の再生住宅」2007年第24回住まいのリフォームコンクール総合部門優秀賞受賞
「屋根の上のペントハウスで市街地住宅の採光・通風を確保」
再生住宅とは時代の変化に対応する住宅。古くなった住宅をきれいにするだけでなく、住まい手のライフスタイルに適した空間とし、暮らしそのものを再構築する究極のリフォーム。美装のためのリフォームはお断りしています。生活の提案がないものは再生住宅とは言えません。プランは家族が団欒するリビングダイニングと介護エリアを1階に、介護エリアは半透明のポリカーボネートの引き込み式の建具で仕切ることができる。2階は吹き抜け上のトップライトから光が差し込む母と娘のためのスペース。ケンドン式パネルによって必要に応じて2部屋に分ける工夫がされている。その上には多目的ロフトがあり、ルーフテラスに出られます。ここを利用して光と風を取り入れた空間としている・・(THingより抜粋)
ビフォーの様子
↓

アフターの様子
八広の再生住宅より
全ての物件が構造補強からのやり直しで最新設備を搭載させた新築同等の性能を持たせた住まいです。増築又は減築により形状を変更させた物件、1階リビングを2階リビングへ・・、1件の住宅を2世帯に完全に分けてしまう等新しいプログラムにかえております。単にスクラップ&ビルドではないリフォームという時を紡ぐ発想を根底に様々な要求に対して挑戦しております。
投稿者 小宮歩 : 01:21
2010年06月30日
吊られた小屋裏に、回転ベッドを!!
屋根から部材を吊る「吊り構造」を採用し完成したリフォーム物件をご紹介!!
[高画質で再生]
二間で大人4人で暮らす家
「2間で大人4人が暮らす家」
9坪の平屋建てに大人四人が窮屈に暮らす番組史上最小の狭小住宅を再生!!
(テレビ朝日系列全国ネット「大改造!!劇的ビフォーアフター」にて放送
玄関ドアが90度開かなかった・・ビフォーの様子
アフター

簡単な断面模式図でご説明
既存建物を1.5倍程度高くして補強し、ロフト部分の床を上図のように吊っています。これによりロフトスペースを生みだすと同時に1階は柱の無いフリーな空間として利用可能。1階は可動式建具で仕切ったり、オープンにしたりする事が可能となる。又、ロフトを吊っている柱を利用した棚をつくり収納量を確保、上部にトップライトをつけることで光と風の住空間としています。やりすぎの意見もありますが、1階とロフトを行き来する「電動押入れ」なるものも考案しました。(・・参考までに、これを付けたい!!という要望もありました。)「9坪の限られたスペースをいかに立体的に工夫するか」がテーマだった・・・
吊られた小屋裏に設置した「回転ベッド」を紹介!!

↓

↓

↓
思わずダイブ
投稿者 小宮歩 : 00:00
2010年07月01日
「床の間」改造!!
押入れ改造、床の間改造、2段ベッド改造、タタミ収納改造、浴室改造・・など部分的な改造(リフォーム)も行なっておりまして、「床の間 改造!!」部分リフォーム事例をご紹介!!
↓ビフォーの写真

和室全体が物入れのようになっていて、「床の間」に箪笥を置いていた状態のリフォーム前・・
ある程度物は整理するが、「床の間」の横の押入れでは入りきれないと相談を受ける。
といっても限られたスペース、どのようにして収納量を稼ぐか悩み、検討・・、・・そこで!
↓アフター写真

既存の型を外して、ちょっとモダンな「床の間収納」を考え、工事完成。一見普通の「床の間」と「押入れ」・・
「床の間」には小さな掛け軸や油絵を飾るスペースがあれば十分との事。幅を小さくして地袋をつけ、思い切って和室の真ん中にレイアウト。「床の間」を挟んでその両側に収納をつくる。


↑左側の収納を利用する場合1。クローゼット風に!!

↑右側の収納を利用する場合2。布団を入れる押入れ風に!!

尚、「床の間」部分の裏も収納スペースにした。左からも右からも使える創り付けの棚。
洋服や布団、小物等モノが前よりたくさん入れられる「床の間収納」の出来上がり。
この「床の間収納」自体がどうだという事よりも、今回のリフォームをきっかけに家の収納を再考し、住まうことを考え、整理し、リフォーム後に何かお施主さんの生活自体が明るく楽しく見えた事が印象に残った物件・・。(施工:八代工務店)
投稿者 小宮歩 : 11:54
2010年07月04日
間仕切り兼2段ベッド
部分的なリフォーム事例の紹介アイディア家具ページでアクセス上位人気の案件「間仕切り兼2段ベッド」

間仕切り兼2段ベッド断面図
上図のように上のベッドは左側の部屋から利用、下のベッドは右側の部屋から利用し、大きな部屋を家具で2つに分けて個室にするというアイディア。それぞれの収納も考え図面を作成。
ビフォーの様子
▼
▼
▼
アフター、間仕切り兼2段ベッド完成
個室1既存ベッドがしっかりと納まった
逆側の個室2の様子
窓もついた2段ベッド兼間仕切り家具の出来上がり!!造作家具なので将来又家族の事情が変化すれば撤去して大きな部屋に戻すことも可能。・・・無事に兄弟全員に個室が行き渡りました!(施工:マルヒト、TAU担当:赤ひげ+近藤)
その他のアイディア家具をこちらにまとめてみました。ビフォーアフターのクイズになった代物などもあります。ぜひご覧いただければと思います。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
手掛けましたリフォーム作品のこんどの土曜日昼、BSテレビ放映のお知らせ!!



手掛けました全面リフォーム物件が来週末BSテレビで再放映されます!!番組ホームページ(詳細)はこちら・・
BS朝日(5チャンネル) 「辰巳琢郎の家物語~リモデルきらり」
「収納が楽な家」 2010/7/10(土) 昼12:00~12:30
リフォームすることで新しいライフスタイルを楽しむ「リモデル」により、その人らしい素敵な住まいを実現した人がいます。番組では建築通として知られる俳優の辰巳琢郎が、「リモデル」によって素敵な夢を叶えた人たちを訪ね、リモデルの魅力について伺っていきます。
リフォームすることで新しいライフスタイルを楽しむ「リモデル」により、その人らしい素敵な住まいを実現した人がいます。番組では建築通として知られる俳優の辰巳琢郎が、「リモデル」によって素敵な夢を叶えた人たちを訪ね、リモデルの魅力について伺っていきます。今回辰巳琢郎が訪ねたのは、東京都国立市・・
投稿者 小宮歩 : 00:00
2010年07月07日
介護・介助する側の気持ち・・・
ネットで紹介されている過去のリフォーム作品をひとつ紹介!テーマは「介護・介助する側の気持ち・・・」
財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターとは・・?国土交通省の所管する公益法人として、住宅のリフォームをお考えの方に、リフォーム 情報や信頼のおける登録店情報の提供を行っています。リフォーム支援ネット「リフォネット」は、リフォームをされる皆さんが安心してリフォームを行える環境づくりを目的に、当財団が運営するインターネットサイトです。リフォーム事業者の情報を中心に、住宅リフォームを実施するために必要となるリフォーム関連情報を公平・中立な立場で提供しています。
ビフォーの様子
↓

アフターの様子
リフォームの動機
・車椅子生活の父の介護の為に、全体的にバリアフリー化する必要があった
・築年数45年のため内部外部、又主要構造部の老朽化も著しく耐震補強も踏まえての大規模改修工事となった
・物に溢れ薄暗く狭いリビングを、明るく広々としたLDKのワンルーム空間としたい



介護用バリアフリーのスロープ。反対側は通常の段差で上がれる玄関になっている。
耐力壁を外周部に追いやり、2階床組みを2×12材で構成することによって2間間口を確保、その間は壁を設けずアクリル板の収納棚やポリカーボネートの建具で適宜空間を分節している。
都市部における住宅再生の手法の一部を紹介。


トップライト、ハイサイドからの光と風


可動間仕切り(はめ込み式パネル)




浴室はユニットですが、奥に物干し兼バスコートを設置
八広の家(墨田区の家リノベーションプロジェクト )
構造 在来木造
築後年数 45年
総工事床面積 73m²
投稿者 小宮歩 : 00:00
2011年01月18日
再生住宅6 ビフォーアフター作品
再生住宅(全面リフォーム)とは・・外壁の補修、色を変えたい等美装ではなく、必要であれば骨組み(基礎および土台など主な構造部分)からやり直し、設備も含めて新築同等の性能を持たせ再生させたリフォーム物件のことです。再生住宅は単なる美装とは差別しております。これまでつくった再生住宅事例をご紹介!!
私どもの場合、建築とともに造作家具をデザインすることもしばしば・・過去の作品より「引き出し式、ダイニングテーブルのある風景」をご紹介!!

無垢の床材で仕上げているため直接床に座りたくなるリビングダイニングの風景、テーブルの生活をしたい場合は・・・











様々な生活スタイルに対応できるフレキシブルな住まいの形をご提案しております
玄関から入れない家
竣工2006年
木造2階
-玄関から入れない家を再生-
テレビ朝日系列「大改造!劇的ビフォーアフター2006
秋の2時間スペシャル」06年10/8放送作品
◇リフォーム展のお知らせ

「TAU設計工房・赤ひげ先生の劇的リフォーム展」

コピス吉祥寺(旧伊勢丹デパート)A館4F
ニコハウス Solar Gallery 吉祥寺
会期:11/29(火)~12/4(日)
※会期中無休、入場無料、10時から20時まで
投稿者 小宮歩 : 02:02
2011年01月19日
再生住宅7 空を感じる光と風の家
再生住宅(全面リフォーム)とは・・外壁の補修、色を変えたい等美装ではなく、必要であれば骨組み(基礎および土台など主な構造部分)からやり直し、設備も含めて新築同等の性能を持たせ再生させたリフォーム物件のことです。再生住宅は単なる美装とは差別しております。これまでつくった再生住宅事例をご紹介!!今回はテレビにも紹介され、賞も頂きました「空を感じる光と風の家」
リビングから見えるルーフデッキの様子
2階の様子より。この家は既存鉄骨フレームを利用した再生住宅で2階はスキップフロアを採用している。リビングダイニングを中心に左側は同じ高さでテラスとつながり、右側は空(ルーフテラス)を取り込む家
ちょっと断面解説図。アトリエの天井をおさえることで上階のルーフテラスの高さが下がりリビングと近い関係になる!

段差を利用してルーフテラスを取り込み、小さな空間も収納として利用
「空を感じる光と風の家」
東京都荒川区、2階建て木造+S造
一部既存鉄骨フレームを利用した再生住宅(全面リフォーム)
敷地36坪、延べ面積48坪の2世帯住宅
今回辰巳琢郎が訪ねたのは、古き良き下町情緒が残る荒川区町屋。
のどかな都電荒川線の電車をおりた辰巳琢郎を迎えたのは、Mさんご夫婦。ご夫婦とも長年公務員をされていましたが、奥様が去年、定年退職したのをきっかけに築81年のご自宅を全面リモデルしました。
ご家族はお嬢様二人と、ご主人のお母様、5年前から飼っている犬のS君です。Mさんのリモデルのテーマは「明るく、趣味を楽しみながらペットと共存できる家」でした。81年前に祖父が購入したこの家は、何度も改築を繰り返していましたが、部屋は狭く区切られていて段差が多く、ご近所が密集しているために光が入らず、暗く使いづらい間取りでした。また、趣味に没頭できる部屋とペットのS君と一緒に遊べる空間が希望でした。
そこで建築家からの提案は、窓を多く取り入れ、既存の間取りで生じている段差を利用してスキップフロアを作り、光と風を各部屋に取り入れるというアイデアでした。中央の階段は蹴込みが無い風通しのいいストリップ階段にして、2Fからの光を1Fへ取り込みました。また2Fにあるリビングの天井は屋根を1段高くして、空が見えるハイサイド採光を設けて三方からの光を取り入れることが出来るようになりました。
2階からの室内階段でスキップフロアとして設けたルーフバルコニーには、奥様お気に入りの家庭菜園も出来ました。週末にはお二人のお穣さんたちが友人を招いて、ワインなどを飲みながらパーティーを開くなど、アウトドアリビングの役目も兼ねています。
スキップフロアを活かした中二階には、奥様の趣味を楽しむアトリエも完成。
リビングの大きな窓から見える青い空や白い雲などを楽しみながら、ペットのS君と一緒に過ごすのがお気に入りの時間になりました。
「旅行に行かなくても、町屋に居ながら外国に行ったような気分になれます。」と、うれしそうに話すMさんご夫婦の笑顔が印象的でした。<番組ホームページより転載>
外観より
▲ビフォー(リフォーム前)
天井が高くハイサイド窓から採光通風の2階のLDKの様子
階段を上がり光さんさんのLDKを中心にキッチンやアトリエ、書斎、水周り、さらにはルーフデッキまでつながる(視覚的にも空間的にも)欲張りな真ん中を設計しました。
▲ビフォー(リフォーム前)
▼アフター(リフォーム後)
ダイニングよりキッチンをみる キッチンはオリジナルキッチンです。詳しくはこちらを・・
投稿者 小宮歩 : 02:05
2011年01月21日
再生住宅8 時を紡ぐ住まいへ!
「続・五葉松の家」を紹介!!2002年にグッドデザイン賞も受賞した再生住宅です

外壁を塗りなおした等のただの美装とは全く異なるリフォームで、新築同等以上の性能を持たせたリフォーム物件を「再生住宅」と呼んでおります。これまでにつくった再生住宅をご紹介!!!
今回は築80年以上の古民家を全面再生させた物件で、この家は私共の事務所の転機となった作品。
お施主様と一緒に「時を紡ぐ住まい」のあり方を模索した物件です。建物に完成はなく、時間の変化や使い方の変化によって、その器である建物も変化していく、という事を実践した建物です。2001年に完成した第1期のリフォームの様子と合せて2006年の2期、大正中期に建てられた古い家と向き合い、手探りの住み紡ぐ家づくりがスタートした・・
ビフォーの様子

リフォームをする前の古い民家の佇まい。50年前、東京は巣鴨から移築されたもの。
▼
▼
▼
アフターの様子

敷地入り口に立つ樹高約15mの五葉松の松かさ。古い民家の2階部分を残し、1階を改修すると共に、中庭を囲むように「ガラスの箱」を増築。この家には古くてよいものがたくさんあり、それを残し、新しいものも付け加え、更に古いものを再利用し再生させた!!

2階既存部分より「ガラスの箱」部分を見る。古くて新しい風景・・
■古い風景 残したかったもの!!
残したかった既存2階部分の回り廊下。

2階既存和室からの眺め。残したかったもの。

「庭の緑がふんだんに楽しめる周り廊下は贅沢なティーコーナーである。突き当りにはお母様が使っていた鏡台と娘時代にしめていた帯をかけた・・・」
■新しくつくった風景「ガラスの箱」

新しく作った「ガラスの箱」は木造フレーム+ペアガラスによって構成されて、玄関ホールと上下階を結ぶ階段&ギャラリー、更にはリビングの用途。
■再生させたもの・・いろいろ


取り壊した1階軒丸太は埋め木をしてダイニングの柱に。柾目の詰んだ杉板の古材は建具に再生。

中庭に面したダイニング。柱は古家の材を磨いたもの。解体時、古家の柱や建具等ひとつひとつシールを貼って残すものとそうではないもの選別をした。

踏むときしむ木の階段。後日、右側の丸窓を境にこの階段は取り壊され、段板の一部は玄関のベンチに再利用された。

右は古材でつくられた水屋。


古材に新材を合せてつくる。既存階段の段板+大谷石。


2階既存和室。床の間にスリット窓が開けられた・・
近年はお茶の稽古に1ヶ月に1度のペースでお邪魔しております、最近訪れた五葉松な風景を!
1期完成直後に辰巳琢郎さんに取材していただいた際のものです
[続・五葉松の家]1期:竣工2001年、2期:2006年 木造2階
施工:(有)創工房(1期)、三村工務店(2期)
-築80年の古民家を再生し時を紡ぐ家づくり-
投稿者 小宮歩 : 00:00
再生住宅8 時を紡ぐ住まいへ!
「続・五葉松の家」を紹介!!2002年にグッドデザイン賞も受賞した再生住宅です

外壁を塗りなおした等のただの美装とは全く異なるリフォームで、新築同等以上の性能を持たせたリフォーム物件を「再生住宅」と呼んでおります。これまでにつくった再生住宅をご紹介!!!
今回は築80年以上の古民家を全面再生させた物件で、この家は私共の事務所の転機となった作品。
お施主様と一緒に「時を紡ぐ住まい」のあり方を模索した物件です。建物に完成はなく、時間の変化や使い方の変化によって、その器である建物も変化していく、という事を実践した建物です。2001年に完成した第1期のリフォームの様子と合せて2006年の2期、大正中期に建てられた古い家と向き合い、手探りの住み紡ぐ家づくりがスタートした・・
ビフォーの様子

リフォームをする前の古い民家の佇まい。50年前、東京は巣鴨から移築されたもの。
▼
▼
▼
アフターの様子

敷地入り口に立つ樹高約15mの五葉松の松かさ。古い民家の2階部分を残し、1階を改修すると共に、中庭を囲むように「ガラスの箱」を増築。この家には古くてよいものがたくさんあり、それを残し、新しいものも付け加え、更に古いものを再利用し再生させた!!

2階既存部分より「ガラスの箱」部分を見る。古くて新しい風景・・
■古い風景 残したかったもの!!
残したかった既存2階部分の回り廊下。

2階既存和室からの眺め。残したかったもの。

「庭の緑がふんだんに楽しめる周り廊下は贅沢なティーコーナーである。突き当りにはお母様が使っていた鏡台と娘時代にしめていた帯をかけた・・・」
■新しくつくった風景「ガラスの箱」

新しく作った「ガラスの箱」は木造フレーム+ペアガラスによって構成されて、玄関ホールと上下階を結ぶ階段&ギャラリー、更にはリビングの用途。
■再生させたもの・・いろいろ


取り壊した1階軒丸太は埋め木をしてダイニングの柱に。柾目の詰んだ杉板の古材は建具に再生。

中庭に面したダイニング。柱は古家の材を磨いたもの。解体時、古家の柱や建具等ひとつひとつシールを貼って残すものとそうではないもの選別をした。

踏むときしむ木の階段。後日、右側の丸窓を境にこの階段は取り壊され、段板の一部は玄関のベンチに再利用された。

右は古材でつくられた水屋。


古材に新材を合せてつくる。既存階段の段板+大谷石。


2階既存和室。床の間にスリット窓が開けられた・・
近年はお茶の稽古に1ヶ月に1度のペースでお邪魔しております、最近訪れた五葉松な風景を!
1期完成直後に辰巳琢郎さんに取材していただいた際のものです
[続・五葉松の家]1期:竣工2001年、2期:2006年 木造2階
施工:(有)創工房(1期)、三村工務店(2期)
-築80年の古民家を再生し時を紡ぐ家づくり-
投稿者 小宮歩 : 00:00
2011年05月18日
再生住宅 ビフォーアフター作品
いよいよ今週末リフォーム完成見学会開催です、いろいろお問い合わせを頂き気合を入れてチラシを配る日々・・これまでつくったリフォーム物件をご紹介!
私共のホームページ「家具特集」でも一番人気クリックの装置を搭載したリフォーム物件で、テレビ朝日のリフォーム番組「大改造!!劇的ビフォ→アフター」で取り上げて頂いた「2間で大人4人が暮らす家」を紹介!
(テレビ朝日系列全国ネット2006年2/5「大改造!!劇的ビフォーアフター」にて放送。6分頃にこの装置がでてきます)
「2間で大人4人が暮らす家」
竣工2006年 木造平屋
-9坪の平屋建てに大人四人が窮屈に暮らす
番組史上最小の狭小住宅を再生-
テレビ朝日系列「大改造!劇的ビフォーアフター」
06年2/5放送作品
この物件のアイディア家具「電動押入れ」の様子を紹介します

まさか床が下りてくるとは・・とたくさん反響(メール)を頂き、番組内のクイズにもなりました昇降式収納、通称「動く押入れ」。レールが壁に埋め込まれていて普段はレールのみ、ボタンを押せば、ロフト収納の床が一部自動で下りてくる昇降システム。
2間に大人4人の生活・・この問題に対し物理的に入らない収納スペース。この問題を解説させる一つの解決策として「動く押入れ」装置を設置。寝室上部に広い小屋裏収納があり、その一部の床が下に下りてくるというシステム。上階のルーフバルコニーでの物干の際に洗濯物を上げ下げするリフトとしても機能。
上下停止ボタン

▼
▼
下へ下がる「動く押入れ」

ルーフバルコニーに面して開口があり、そこを開けると先ほどのクレーンが顔を出す

投稿者 小宮歩 : 14:16
2011年05月19日
再生住宅 収納が楽な家
再生住宅とは・・外壁の補修、色を変えたい等美装ではなく、必要であれば骨組み(基礎および土台など主な構造部分)からやり直し、設備も含めて新築同等の性能を持たせ再生させたリフォーム物件のことです。これまで手掛けた再生住宅をご紹介!!
10年7/10 BS朝日にて放映 「辰巳琢郎の家物語~リモデルきらり」#5夫婦2人の生活を楽しむ家
放送後に、卵殻塗料についてや費用についての御問い合わせ、反響を頂きました。ビフォー(改修前)とアフター(改修後)が全然違う劇的に変化するリフォーム物件というよりは、古き良き部分をなるべくいかそうとして設計したリフォーム物件です。更に建物完成直後ではなく、リフォーム完成後2年以上経ってからの撮影だったため、完成後の住まいの様子、上手くいったところ、そうではないところ等住んでみた感想が中心で、生活感がでていて良かったなと思います。
当然建物は使ってこそのもので、手入れが行き届きいきいきしたニワの様子等こちらも感動し、撮影に立ち会いながらも気づかされたことがたくさんありました・・番組最後にリフォームを振り返る場面があり、辰巳さんと御施主様、そして担当させて頂いた私も参加して御話させて頂きました。(ちなみに私のトーク場面はたくさん喋った気がしてましたがほとんどカットされひとことになっていましたが・・別にいいんですけど・・・)
リフォームを思い立った経緯、要望をどのように伝えて、現況調査、設計、工事、完成後の生活の様子が分かりやすく紹介されていると思います。ご意見、感想等ありましたら御問い合わせ頂ければと思います。
下記は番組HPより(文写真とも)






リフォームすることで新しいライフスタイルを楽しむ「リモデル」により、その人らしい素敵な住まいを実現した人がいます。番組では建築通として知られる俳優の辰巳琢郎が、「リモデル」によって素敵な夢を叶えた人たちを訪ね、リモデルの魅力について伺っていきます。
今回辰巳琢郎が訪ねたのは、東京都国立市。武蔵野台地の緑豊かで閑静な町並みは東京都初の文京地区としても有名です。今回のリモデル家族は、定年を機に、37年前にご両親が立てた木造建築を終の棲家として大規模なリモデルされたSさんご夫婦です。S邸は坂道の途中にある為、傾斜な土地に建てられた木造2階建てのお宅です。
Sさんのリモデルテーマは「夫婦2人の生活を楽しむ」
収納の充実とバリアフリーで老後の生活を安全かつ快適にすることが大きな目的でした。 お宅に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、明るいリビングダイニング。全開口式南側の窓からお庭が一望出来ます。天井にはSさんのお父様が親戚の大工に注文して建てられた時のナグリ風の化粧梁がかつての家の面影を感じさせます。このS邸を手掛けられたTAU設計工房の小宮歩氏のアイディアでリビングとダイニングの境界をつけるためダイニングの天井を一段下げてRのカーブをつけ、梁と天井の隙間に照明が仕込まれています。壁には卵の殻採れる天然コラーゲンを主原料にした卵殻塗料を採用。ホルムアルデヒドや生活臭を吸収・分解し、除湿効果もあると言われ、施工費も安価です。
リビングの壁面には奥様が集められているランプなど調度品を飾る為のタモ材の棚を設置。ランプコードを這わす事が出来るようにあらかじめ溝や穴が設けられています。2階につづく階段はご主人の希望で残されました。建築中に高い天井と階段の空間を利用して天井裏収納が2箇所実現しました。また部屋の熱効率高める為の小さな扉をつける工夫がされています。以前玄関だった場所を6畳増築してご夫婦の寝室と書斎スペースになっています。寝室から玄関への部分はウォークインクローゼットと通路部分にも収納棚が設けられたっぷりの収納スペースも確保されています。2間の洋室とキッチンがあった2階は賃貸として将来使えるように玄関も独立した明るい1LDKになりました。
リビングから階段を降りた所は網代の天井や床柱などご主人こだわりの日本間があります。ここはかつて親戚一同が集ってお正月などを過ごした想い出の場所。一階の和室にあった仏壇も想い出の部屋に異動しました。風情ある雪見障子からのお庭の眺望も格別です。和室の下は8畳の床下収納その隣はガレージになっており斜面の土地ならではの構造が生かされています。
お父様が亡くなられてからしばらく手つかずだったお庭は住み継がれた息子のSさんによって新たな息吹が吹きこまれています。とても仲のよいSさんご夫婦が定年後お二人の暮らしを心から楽しまれている様子が溢れたS邸でした
投稿者 小宮歩 : 14:06
2011年05月21日
再生住宅 バリアフリーリフォーム
全面的にリフォームした物件を再生住宅と呼んでいる。再生住宅事例をご紹介!!
06年に完成した「八広の家」が第5回 住まいのバリアフリーコンペティション2010◎東京都不動産関連業協会賞 受賞!!
「八広の家」
下町の住宅密集地に建つ木造狭小住宅。車椅子生活の夫とその介護をする夫人と娘のため、限られた面積の中で出来るだけ広々とした明るく、暖かいLDKスペースを確保することが求められた。築年数45年のため内部外部、又主要構造部の老朽化も著しく、耐震補強も踏まえての大規模改修工事となった。
ビフォーの様子
↓

アフターの様子
リフォームの動機
・車椅子生活の父の介護の為に、全体的にバリアフリー化する必要があった
・築年数45年のため内部外部、又主要構造部の老朽化も著しく耐震補強も踏まえての大規模改修工事となった
・物に溢れ薄暗く狭いリビングを、明るく広々としたLDKのワンルーム空間としたい

1階のバリアフリースペースは造作家具や可動式建具で仕切るフレキシブルなワンルームスペースとし使いやすいよう配慮した。木の雰囲気を積極的に現した内装デザインで、床は無垢のフローリング、壁は珪藻土等自然素材で仕上げた

化粧垂木を現しとして床の構造補強をすると共に、木の雰囲気を積極的に現した内装デザイン。床は無垢のフローリング、壁は珪藻土等自然素材で仕上げた。家具や可動式建具で仕切るワンルームスペースとし使いやすいよう配慮した

玄関スロープとLDKスペースの間に「造作飾り棚」を設置。収納の高さを低く抑え、圧迫感をなくすと共に、収納棚やスイッチやコンセントが車椅子からも使えるような高さに設置した スロープの床が滑りにくい仕上げ材としている



介護用バリアフリーのスロープ。反対側は通常の段差で上がれる玄関になっている。
耐力壁を外周部に追いやり、2階床組みを2×12材で構成することによって2間間口を確保、その間は壁を設けずアクリル板の収納棚やポリカーボネートの建具で適宜空間を分節している。
都市部における住宅再生の手法の一部を紹介。


トップライト、ハイサイドからの光と風


可動間仕切り(はめ込み式パネル)




浴室はユニットですが、奥に物干し兼バスコートを設置

小屋裏の有効利用、FRP床の小屋裏収納とルーフデッキ
八広の家
構造 在来木造
築後年数 45年
総工事床面積 73m²
第5回 住まいのバリアフリーコンペティション2010(主催:東京都住宅バリアフリー推進協議会)住まいのバリアフリー化率を向上させる取組の一環として、これまで4回の「住まいのバリアフリーコンペティション」を開催し、施工事例を広く募集したところ、多数の意欲ある作品の応募をいただきました。住宅バリアフリーの普及啓発等に一定の成果をあげることができたものと考えております。
このたび、これらの成果をさらに発展させ、民間住宅等のバリアフリー化の一層の普及促進と技術の向上を図ることを目的として、平成22年度「第5回住まいのバリアフリーコンペティション」を開催いたします。
投稿者 小宮歩 : 01:08
2011年11月29日
リフォーム展6 「減築リフォーム」
展示中の案件より減築リフォーム事例をご紹介
減築とは?
同一棟内の床面積を減らして改修する手法。増築の反対。増築のように床面積に価値を求めるのではなく、減築によって得られる環境の改善に価値を求めるものである。無駄なコスト、無駄な維持費・・・無駄を排除していくと、ある意味最低限必要なものが残っていく。今回の物件では大規模に建物中央部分を削り中庭を生み出し、建物全体の採光及び通風の確保をしている
外観
ビフォー
![]()
アフター

減築したことで高架越しに採光が可能となった
ビフォー
![]()
アフター
もともと1階にあったLDKを光と風の入る2階へもっていき、ハイサイド窓からのたっぷりの光を取り入れるため、既存の天井を落として開放的な明るい住空間へと大改造しました!!屋根を落とした際現れてくる もともとあった軒丸太(梁)はそのまま活かしました
ビフォー
![]()
アフター
2階の和室 こちらも耐震補強を行い、天井を取り払った
LDKと連続する和室 可動建具(もみじ入り障子)で仕切ったりつながったり・・内部は当然ですが自然素材で仕上げている。無垢の床板に壁は珪藻土を採用
ビフォー
![]()
アフター
2階のビフォーアフターの様子、掘り座卓のあるリビング
■造作家具 上げ下げ式 掘り座卓
滅多にやらないけれど、何かの時に役立つ仕掛けを入れました・・大工さんの力作です。上げ下げ式家具となっている
1階は居室が3つ
ビフォー
![]()
アフター
1階のビフォーとアフターの様子。建具、障子など様々なものを再利用し、無垢材で仕上げております。電気式床暖房も完備。
■古材転用、再生
床板も再利用 きれいに取り外して床補強の上、張りなおしました。とても手間のかかることですが思いで深いものをあえて再生させている
⇒
既存階段の段板は・・→リビングの棚板へ転用
このほかにも構造補強材、神棚など様々なものに古材を転用した
投稿者 小宮歩 : 00:00
