幼児教育や保育の無償化の方針へ!!2018/06/01

幼児教育や保育の無償化について、政府は、来年10月から実施する方針へ!!

消費税率の10%への引き上げと時期を合わせることで、子育て世代の消費意欲の落ち込みをやわらげたい考えのようです。日本の働き世代にとって、共働き&子育てしやすい社会環境へ少しでも近づいていってほしいと思う今日この頃です。そして合わせて対応していかねばの待機児童問題 4月の時点で全国5.5万人、潜在的な待機児童を含めるとまだまだ先の見えないこの問題・・

 

 

 

待機児童、全国に5万5千人
3年連続増加 半年で倍増

4/11(水) 19:09配信

朝日新聞デジタル

 厚生労働省は11日、昨年10月時点で認可保育施設に入れない待機児童が、全国に5万5433人いたと発表した。前年同時期より7695人多く、3年連続の増加。昨年4月(2万6081人)からは倍増した。

7695人の9割近くにあたる6798人は0歳児。昨年待機児童の定義を見直し、育児休業中でも復職の意思がある場合は数に含めたことも、増加要因となっている。

都道府県別では、東京の1万2469人が最多で、全体の約22%を占めた。神奈川4411人、埼玉4263人、沖縄3960人、大阪3922人、千葉3664人、兵庫3300人など、都市部に集中する傾向は変わらなかった。(朝日デジタルより)

 

この切実な問題、親の立場で考えますと 大量に一気につくり過ぎて保育の質が低下したら意味のない話で、一気に解決はできないことだろうと思います。一歩一歩できることを進めることが重要かと思います。

 

 

 

弊社も10年くらい前より保育園の設計に関わらせて頂いておりますが、今年度も都内でいくつか新しい計画が進行中!!写真は三鷹市で計画中の新築認可保育園の模型

鉄骨造の2階建て認可保育園で定員も100名を超える規模

来年4月に開園予定

 

他にも今年は小金井市など5つの園を企画&設計させて頂いてます。認可保育園の場合は建築上の基準や指導の内容も年々厳しいものになっており、一件一件手探りの状況で設計中。毎年発表される待機児童数やそれぞれの自治体が抱えている問題も見据えて計画をおこしていかねばならず微力ながらの設計活動は続きます

 

 

 

 

弊社内装設計事例よりいくつかご紹介!

▼キッズデザイン賞2017受賞 杉並区にて「成田コスモ保育園」

杉並区の区有地で新築させて頂いた木造の認可保育園 隣が緑道公園で借景、借景♪

杉並区は今年待機児童数が0に。ただし一時的な数字であることはあきらか、今後の推移や隠れ待機児童の問題等本質はまだまだ根深いと思われますね。ただ杉並区の保育課さんたちは一時的でも達成感はあると思います、頑張っている自治体だと個人的には思います

 

▼小金井市にて遊具いっぱいの学びの森保育園 2018年オープン

 

 

 

▼川崎市宮崎台「屋上が楽しい\(^▽^)/保育園」2016年オープン

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駅からみるとまるで遊園地 2,3階に入っている保育園ですが屋上に立体的な遊具を設置 スライダーは1層滑り降りるグルグルスライダーは大人でも少し怖い!?

 

 

 

JUI  2歳♂

うちにも一匹隠れ待機児童がおります♪

今年も認可保育園はあきらめてプレ幼稚園に4月から通わせることになりました。。共働き世帯にとって死活問題であることを日々実感しており、こどもの無邪気な笑顔に救われる毎日・・

 

弊社では実体験に基づいて一人の親として、一人の設計者としての「東京にもっと認可保育所を!!」活動をコツコツやっております。来年開園予定の認可保育園はこれまで以上の規模になってまして微力ながら設計活動続いております♪

 

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