2010年03月11日
吉祥寺で31年!地元での作品紹介2
地元吉祥寺で担当させて頂いた建築作品2、今回は2005年にリフォームさせて頂いた物件!
家族3人と猫6匹の住む築26年、建築家・山下和正氏による住宅作品を2005年にリフォームしました!!先の吉祥寺の家と同じく事務所に程近い場所にあり、個人的にも学生時分の通学路途中にあった白い丸い変わったおうちで、まさかリフォームすることになるとは・・
長い年月を経て家族構成の変化や生活の不便さ、不快さが顕著になりリフォーム計画がスタートしました。基本的には天井・壁の塗り替え、床材の貼り替えが各階の共通工事項目となり、その上で、必要に応じて収納スペースの増設や、家具、電気設備等を、現在のライフスタイル合わせて再構築していった
キッチンビフォーの様子
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アフター L型→アイランド型キッチンへ
ポーゲンポール社製既存のシステムキッチンのリフォーム。長い月日を経て汚れ、傷みが顕著に見られた、既存キッチンを出来るだけ再利用しこれらを整理していくことが求められた。
→キッチンとダイニングスペースを区切っていたI型キッチン部分と大きな吊戸棚を撤去し、開放的なアイランドキッチンを新設。回遊性のある広々としたダイニングキッチンの一室空間としました。デッドスペースとなっていた背面収納のコーナー部分もワゴンを引き出して有効に利用するなど、細部にいたるまで無駄なく収納スペースを盛り込んだキッチンとしています
右奥ののフード等は既存利用、既存ポーゲンポールと協調して全体的にデザインしている
キッチン(エスエスアイ製作)主な仕様
扉:メラミン化粧合板
アイランドカウンタ:人工大理石
レンジフード:既存利用

リビング部分をみる
ついでにリフォームしたその他の部分もご紹介
アフターの洗面所の様子

外観アクセントの丸い窓の内側は洗面所になっておりまして、収納部分を中心にリフォーム。丸い鏡!
新設収納部分より
居室部分よりアフター写真
既存建物のr形状をいかして棚板を新たに設置、R壁面収納
めずらしいR上の建具は既存のもの
既存トップライトの様子。トップライトは通風面を考慮し、FIX式のものを一部電動開閉が可能なものへとやり変えた
吉祥寺 K.T邸リノベーション
竣工2005年
RC造 地上3階
施工:沖島工業(株)、キッチン製作:エスエスアイ
-建築家・山下和正氏による
住宅作品(1980年竣工)のリノベーション-
投稿者 小宮歩 : 00:46
2010年03月10日
吉祥寺で31年!地元での作品紹介
おかげさまで吉祥寺で31年目、現在も地元を中心にいくつか進行中のプロジェクトを担当させていただいております。これまで地元吉祥寺にて設計をさせて頂いた作品(新築&リフォーム、住宅&タウンハウスなど)をいくつかご紹介!
私どもの事務所と目と鼻の先にある、いまから約14年前の1996年に竣工した住宅作品からご紹介!!いまでは多く普及しつつありますが、当時としてはまだ少なかった太陽熱を利用したパッシブソーラーハウスです!!建物が完成した当時、様々なメディアに取り上げていただき、雑誌「新しい住まいの設計」など、またはテレビ朝日「渡辺篤史のたてもの探訪」にも紹介して頂いた作品

吉祥寺の家
竣工1996年
木造地下1、地上2階 敷地20坪
施工:相羽建設(株)
-地下が猫のお気に入り、ソーラーハウスの家-
完成当時の様子「建もの探訪」より
この家は私どもにとっても初めてのパッシブソーラーハウスで試行錯誤しながら完成した家。この家を施工した相羽建設さんは今では東京で一番多くOMソーラーを建てる工務店になられている。相羽建設さんともこの後何件もソーラー住宅を造っていきましたがその「きっかけ」になった作品。
建物内部の様子から・・

2階リビングの様子。記事にもあったように建物全体が一つのワンルーム空間となっていて思い切って階段室を南側に配置していることが最大の特徴。南はリビングで・・階段は奥の方という設計が一般的だと思いますがあえて南側階段をやっています。
その理由は、階段室を個別にとると部屋の面積が小さくなっていってしまうからです。2層以上のたてものだと必ず出てくる階段! 階段を作るとホールがあり廊下がありこれらに面積を取られるのが惜しいから。階段を部屋の一部として積極的に利用しております。階段室との可動建具をあけていただくと一体になり拡がり感が得られる。逆に仕切れば個室になるという手法です。
そしてもっと大きな理由は御施主様の仕事柄どうしても必要な地下の書庫のため・・・当然光を地下まで届けたいのも理由ですがもっと大きな目的がありまして・・

1階主寝室と奥に階段空間。階段室との可動建具の様子。必要に応じて開け閉め!!
御施主様の仕事柄、大きな書庫が必要だった。しかし1,2階は寝室水周りとリビングでいっぱい。そこで地下の緩和を利用して地下に書庫及び書斎をつくりました。普通に地下をつくるとドライエリアが広く取れないためジメジメした印象のかび臭い部屋になってします・・・そこで提案したのがOMソーラーだった!!
ちょっと説明、パッシブソーラー、OMソーラーシステムの仕組み(冬)
OMソーラー協会HPより冬は、屋根に降り注ぐ太陽の熱で空気を温め、それを床下に送り、基礎コンクリートに熱を蓄えます。蓄えた熱は、夕方以降ゆっくりと放熱して建物全体を床から温めます。また、OMソーラーシステムが稼働している間は、常に新鮮な外気を室内に取り込んでいます。暖房しながら換気ができるという点も、冬の働きの大きな特徴です。
軒先から新鮮な外気を入れ、それを屋根に降り注ぐ太陽の熱で温めて床下へ送ります。床下へ送られた空気は、基礎のコンクリートを温めながら、室内へ微風となって出てきます。夕方になると、熱を蓄えたコンクリートが外気温の低下とともに少しずつ放熱をはじめ、建物全体を床から温めます。
春から秋は、太陽の熱でお湯を採る。
春から秋にかけて、太陽の熱を利用して「お湯採り」ができます。「お湯採り」とは、熱い空気がハンドリングボックス内のお湯採りコイルの中を循環する不凍液を温め、温まった不凍液を貯湯槽へ循環させて水を温めるしくみです。お湯採りに使って余った熱は、排気ダクトを通り、排気口から外へ出します。屋根面の下を強制排気すると、排熱された量に比例して、室内に入りこむ日射熱を減らすことができます。
(OMソーラー協会HPより抜粋)
階段室南側配置の最大の理由はOMソーラーだった。地下から2階までの空気の流れを設計しました!!・・・と言ってもよく分からないかもしれないので、この階段室、改め吹き抜け階段室の役割を順を追って説明
屋根の集熱パネルの様子

ガラス面の下の空気層が太陽熱によって暖められる。そして小屋裏に性能の良い換気扇(ファン)がついていて暖めた空気を地階へ送る!!というシンプルなシステム。水ではなく空気を媒体としているため漏れたりしても大丈夫(漏れることはないが・・)

地下の書庫の様子。足元のスリットから太陽熱で暖められた空気が吹きだしてくる。(吹き出すといっても微量です、手をかざすと出ているのか分からない程度の暖気)。湿気を嫌う猫ちゃんがいつもいるくらい湿気くささはまったく感じない。当然本にカビ等も生えないし10年以上経っても心地よい地下の書庫でした!!

南側に向いた吹き抜け階段室を通って地下から吹き出た空気は2階へ空気が上がってくる・・つまり階段室を通して空気が循環していくんです。南側に向けると昼間は温められてその効率が良い。よく見て頂くと段板に穴があいている。これは飾りではなく、滑り止めの役割と空気を少しでも上方へあげたいため。

上方へあがった空気は一部を捨てて、一部を地下にリターンして循環している。地下の足元と2階の天井の空気温度が一定で快適な住空間をつくっている。ソーラーハウスの快適さは体感していただくしか分からないと思います。ただし暖房ではなく、外気温より数度あったかいというもの。温い(ぬくい)という感覚かな・・人によっても感じ方は異なると思いますがエアコンが嫌いな自然派の方ならとても気に入って頂けると思います。私どもの設計の住宅でも必ずつけているわけではありません(初期コストもかかるので)。自然エネルギーを利用する一つの方法としてはありだと確信しているだけです。
この家は、冬はTシャツ一枚でも大丈夫な日があるほど・・。ただし太陽が出ていない場合は補助暖房を利用しています。夏はお湯取りに利用することが可能です。その日の天気がもっと身近になる家ではないかと思います。
また細かいデザインをいろいろチャレンジしています。ギザギザサッシや家具階段はこの頃から創っていた・・・

(左)ギザギザサッシ。ただの形態的なデザインではなく小さな吹き抜けになっていてやはり空気を循環する役目があります。方角によって透明とカスミガラスを使い分けている。
(右)屋上への右左式階段(・・・後のビフォーアフター作品などにもつながっておりますが)。コンパクトですが屋上もあり地下から屋上、そして空まで自分の空間として使っている!
最近、雑誌「新しい住まいの設計」(扶桑社)に「あれから13年・・・」というコーナーでも掲載され、竣工から13年が経った今、この家がどうなったのか・・?をテーマに紹介して頂きました。

「新しい住まいの設計」6月号(扶桑社)
13年後の現在の住まいの様子(新しい住まいの設計より)


地下は一度簡単なリフォームをさせて頂きました、リフォームと言っても個室を一つ増やすための家具、可動建具を設置しました。「空間を大きくつくっておいて必要に応じて仕切って暮らす」ことを実際にされている思い入れの深い作品です。
OMソーラーの家が必ずしも良いとは思っていませんが、太陽エネルギー等自然エネルギーを積極的に利用して(簡単な換気扇一つのパッシブソーラー)快適に暮らすことはとても重要なことではないかと考えております。
このシステムを利用してつくった家がたくさんあります。太陽熱と更に雨水も利用したスキップフロアの家、中庭型にして同じように空気の通り道を作った家、斜面の上に建つソーラーハウス、そして地上5階建ての共同住宅・最上階のオーナー部分にも設置したことがあります。ただソーラーシステムをつければよいということではなく、建物全体の採光や通風、生活スタイル、敷地の環境条件を考慮し、数ある自然エネルギー利用の中の一つの方法として提案できればと考えています。
投稿者 小宮歩 : 00:43
2010年03月09日
スタッフ急募のお知らせ!
世の中は100年に1度?の大不景気・・・こんな今だからこそ情熱を持って誠実に闘う実務経験のあるスタッフを1名&春のオープンデスク生を募集中です!!スタッフ採用の場合は試用期間があります、ご了承の上ご応募下さい。

進行中の物件 一戸住宅建ての住宅(新築&リフォーム)、200年住宅、小規模分譲住宅、小規模集合住宅、保育所、インテリア計画などなど・・元気に進行中!!
●スタッフ募集
住宅を計画から完成までまとめた経験がある方(設計実務経験3年程度) 1名
※条件に満たないけれど、とてもやる気のある方、興味のある方も下記までお問い合わせ下さい。formZ等3DCGソフトが使える方優遇します。お問い合わせ後、履歴書、ポートフォリオを送付頂き、検討させて頂きます。
※試用期間があります。条件面は能力重視で相談により決定
※送付頂いた資料は基本的に返送しません。予めご了承ください。
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●春休みのオープンデスク生 募集中!!
主な作業内容:模型制作、CAD図面作成の補助、工事現場や役所周り、なぜかちらし配り&掃除・・・実務の設計事務所の様子が感じられると思います。交通費のみの支給とさせて頂いております。すでに何人か採用決定しておりまして希望期間を明記の上、応募ください!!
★3/13~4/2 の期間は埋まってしまいましたのでご了承下さい★
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どちらもお申し込みはE-mail又は電話(0422-21-6395)で受け付けてます。担当:小宮歩まで
※頂いた個人情報は、スタッフ&オープンデスク募集の目的にのみに使用します。それ以外の目的に使用したり、第3者へ提供することはありません。
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投稿者 小宮歩 : 13:00
2010年03月08日
パンフレットのお知らせ&現在ネットで紹介中の住宅作品
いつものパンフレットのお知らせ
再生住宅(リフォーム)か建て替えが良いか・・などのご質問をよく頂きます。なるべく詳しい資料を送って頂ければ(場合によっては現地を拝見し)検討させて頂きます。初回の相談には費用等発生いたしませんので、パンフレット希望とあわせましてお気軽に御相談頂ければと思います。

パンフレットより

更に上記に加えまして物件別の資料もこれまで通り添付して送付したいと思います。現在考えられている事、条件等(例えば、新築、リフォーム、予算、工事の時期など)明記して頂けるとその条件になるべく合わせた資料を添付してお送りする事もできます。
パンフレット、住宅のリフォーム等のお問い合わせは・・・・
お送り先のご住所明記して頂き下記までお願い致します。担当:小宮歩まで
メールの場合→ こちら
電話等の場合→ TEL 0422-21-6395 FAX 0422-21-1919
平日10:00-18:30 日、祝日、第2、4土曜日休み
お問い合わせを頂いてから遠距離でなければ1週間程度でお送りしておりますので、よろしくお願いいたします

一般的な一戸建て住宅の場合の「設計の進め方」もご参考にして頂ければと思います。
現在ネットで紹介中の住宅作品(新築3例、リフォーム4例)をご紹介!!
「光の吹き抜けのある・まちかどの家」新築住宅
都市部にあり、南側隣地の建物越の光が家中に入る家、4つの庭を点在させた外とつながる室内空間




設計のポイント
01.南側隣地建物の頭を超えて採光・通風を!!!
02.内部はでっかい大空間、必要に応じて仕切って使うフレキシブル空間
03.ルーフデッキはワンちゃんの部屋、外部空間から考える内部空間
04.無垢の木や無添加漆喰等自然素材で仕上げた家
名古屋「まちかどの家」敷地面積:153平米(46坪)延べ面積:139平米(42坪)
木造2階たて、新築住宅
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「八潮の家」新築作品
都市部にあり、ルーバー状の格子に囲われた外部に半分開いた中庭のある家ルーバー格子で囲われた中庭のある「八潮の家」(新築、木造+RC造の3階建)」をご紹介!!

外観の様子より

テラスを挟んでダイニングとリビングが配置されている、テラスやトップライトから光が降り注ぐ為明るく、窓越しに家族の姿が確認できる。仕切りをなるべくなくし、住まい全体をいったい空間にした
八潮の家
竣工2006年/RC+木造・3階/-半戸外の空中デッキのある家-
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「家族をつなぐ光の階段」葛西の家新築住宅
ご家族と祖母が暮らす二世帯住宅。明るい家を造るため、窓を大きく構えるなど、太陽の光をたっぷり採り入れる工夫を凝らした。中でも屋上から続く螺旋階段は、光の通り道にもなっていて、すべてのフロアに光が降り注がれるような、この家の中心に!!

テレビ東京「住まいる家族」#47 11月23日放送
葛西の家
竣工2007年/S造・3階/-光あふれる階段が結ぶ4層の住まい-
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「押入れで寝る家(2間で大人4人が暮らす家)」リフォーム住宅
大改造!!劇的ビフォーアフター放送作品より、9坪の平屋建てに大人四人が窮屈に暮らす番組史上最小の狭小住宅を再生!!こちらは超狭小住宅の劇的リフォーム!!匠が奮闘しました・・
(テレビ朝日系列全国ネット2006年2/5「大改造!!劇的ビフォーアフター」にて放送)

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「空を感じる光と風の家)」リフォーム住宅
BS朝日・辰巳琢郎の家物語~リモデルきらり 2009/8/29 (土)放送
BS朝日・辰巳琢郎の家物語~リモデルきらり「空を感じる光と風の家)」 2009/8/29 (土)放送作品
今回辰巳琢郎が訪ねたのは、古き良き下町情緒が残る荒川区町屋。 のどかな都電荒川線の電車をおりた辰巳琢郎を迎えたのは、Mさんご夫婦。ご夫婦とも長年公務員をされていましたが、奥様が去年、定年退職したのをきっかけに築81年のご自宅を全面リモデルしました。 ご家族はお嬢様二人と、ご主人のお母様、5年前から飼っている犬のS君です。Mさんのリモデルのテーマは「明るく、趣味を楽しみながらペットと共存できる家」でした。81年前に祖父が購入したこの家は、何度も改築を繰り返していましたが、部屋は狭く区切られていて段差が多く、ご近所が密集しているために光が入らず、暗く使いづらい間取りでした。また、趣味に没頭できる部屋とペットのS君と一緒に遊べる空間が希望でした。 そこで建築家からの提案は、窓を多く取り入れ、既存の間取りで生じている段差を利用してスキップフロアを作り、光と風を各部屋に取り入れるというアイデアでした。中央の階段は蹴込みが無い風通しのいいストリップ階段にして、2Fからの光を1Fへ取り込みました。また2Fにあるリビングの天井は屋根を1段高くして、空が見えるハイサイド採光を設けて三方からの光を取り入れることが出来るようになりました。 2階からの室内階段でスキップフロアとして設けたルーフバルコニーには、奥様お気に入りの家庭菜園も出来ました。週末にはお二人のお穣さんたちが友人を招いて、ワインなどを飲みながらパーティーを開くなど、アウトドアリビングの役目も兼ねています。 スキップフロアを活かした中二階には、奥様の趣味を楽しむアトリエも完成。 リビングの大きな窓から見える青い空や白い雲などを楽しみながら、ペットのS君と一緒に過ごすのがお気に入りの時間になりました。 「旅行に行かなくても、町屋に居ながら外国に行ったような気分になれます。」と、うれしそうに話すMさんご夫婦の笑顔が印象的でした。<番組ホームページより転載>
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「リモデル!!夫婦2人の生活を楽しむ家」リフォーム住宅
既存の格子梁など古くてよいものを活かして再生したリフォーム物件。夫婦二人のための明るく快適、安全な住処へ・・・辰巳琢郎さんのナビゲートで分かりやすく紹介されております






BS朝日 「辰巳琢郎の家物語~リモデルきらり」より
今回辰巳琢郎が訪ねたのは、東京都国立市。武蔵野台地の緑豊かで閑静な町並みは東京都初の文京地区としても有名です。
今回のリモデル家族は、定年を機に、37年前にご両親が立てた木造建築を終の棲家として大規模なリモデルされたSさんご夫婦です。S邸は坂道の途中にある為、傾斜な土地に建てられた木造2階建てのお宅です。Sさんのリモデルテーマは「夫婦2人の生活を楽しむ」。
収納の充実とバリアフリーで老後の生活を安全かつ快適にすることが大きな目的でした。
お宅に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、明るいリビングダイニング。
全開口式南側の窓からお庭が一望出来ます。天井にはSさんのお父様が親戚の大工に注文して建てられた時のナグリ風の化粧梁が かつての家の面影を感じさせます。
このS邸を手掛けられたTAU設計工房の小宮歩氏のアイディアでリビングとダイニングの境界をつけるためダイニングの天井を一段下げてRのカーブをつけ、梁と天井の隙間に照明が仕込まれています。
壁には卵の殻採れる天然コラーゲンを主原料にした卵殻塗料を採用。
ホルムアルデヒドや生活臭を吸収・分解し、除湿効果もあると言われ、施工費も安価です。
リビングの壁面には奥様が集められているランプなど調度品を飾る為のタモ材の棚を設置。
ランプコードを這わす事が出来るようにあらかじめ溝や穴が設けられています。2階につづく階段はご主人の希望で残されました。
建築中に高い天井と階段の空間を利用して天井裏収納が2箇所実現しました。
また部屋の熱効率高める為の小さな扉をつける工夫がされています。
以前玄関だった場所を6畳増築してご夫婦の寝室と書斎スペースになっています。
寝室から玄関への部分はウォークインクローゼットと通路部分にも収納棚が設けられたっぷりの収納スペースも確保されています。
2間の洋室とキッチンがあった2階は賃貸として将来使えるように玄関も独立した明るい1LDKになりました。
リビングから階段を降りた所は網代の天井や床柱などご主人こだわりの日本間があります。ここはかつて親戚一同が集ってお正月などを過ごした想い出の場所。一階の和室にあった仏壇も想い出の部屋に異動しました。風情ある雪見障子からのお庭の眺望も格別です。
和室の下は8畳の床下収納その隣はガレージになっており斜面の土地ならではの構造が生かされています。
お父様が亡くなられてからしばらく手つかずだったお庭は住み継がれた息子のSさんによって新たな息吹が吹きこまれています。とても仲のよいSさんご夫婦が定年後お二人の暮らしを心から楽しまれている様子が溢れたS邸でした。
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「続・五葉松の家」リフォーム住宅
築80年以上の古民家再生事例、コンサバトリーのある家

All About スーパーおすすめサイトにも選出されたWebサイト「ホームプロ」にて「続・五葉松の家」が紹介されています。ぜひご覧頂ければと思います。又は下をクリックしていただけると直接リンクしております。
建築家が語るリフォームの極意へ
建築家が語るリフォームの極意/vol.57 過去から未来へ…永い生命を紡ぐ古民家リフォーム


投稿者 小宮歩 : 00:00
2010年03月07日
ひだまりハウス訪問2
地元吉祥寺に程近い杉並区久我山にある「陽だまりハウス」(2000年竣工作品)へ現在建物計画中のお客様をご案内しました!見学会などではわからない完成後の様子、11年目を迎えている「陽だまりハウス」のいまをご紹介!!の続き! 文:「Webマガジンおひさまスタイル」より
☆☆☆
浴室の窓からは空が眺められる
浴室
「2階は、寝室、浴室、トイレ、ウォークインクロゼットとプライベートスペースです。我が家は3層のコンセプトがはっきりしていて、地下は仕事場、1階は人が集まるリビング、2階はプライベートスペースです。
2階の東南の角という一等地にバスルームをもってくるというのは、従来はあまり計画されないことのようでした。メリットは陽射しが入って明るく、カビがはえにくいこと。特に、浴室は大きな窓を通じて空が眺められるので、狭さを感じない空間になりました。天気のいい月夜などは、お月見気分でお湯につかれるのも楽しい点です。
また、バスルームは何かとモノが多く乱雑になりがちですが、大工さんに頼んで鏡張りの大きな収納棚を作ってもらいました。海外の家庭に滞在した時に、そういった収納棚があって、まねして作ってみたのですが、その収納力は絶大でおすすめです。
よく欧米の映画などで、鏡の後ろの棚から薬を取り出しているシーンなどがありますね。海外では薬棚も兼ねているようです。」
☆☆☆
■緑や太陽の力、通風など自然の力を家づくりに
「最後に屋上のお話をしたいと思います。夏の間は2階の寝室はかなり暑く、冷房が必要でしたので、2年前に思い切って屋上を緑化しました。
屋上を緑化することで、断熱効果が高まり、省エネとなるだけでなく、緑の創出でのCO2吸収効果もあります。どうしても庭が作れない場合でも、屋上に庭園を作ることが可能ですし、断熱効果も期待できます。最近は自治体からの補助金を出すところも増えていますので、構造上可能な造りでしたら、検討してみるのもいいのではないかと思います。
我が家の場合は、取り壊しになる団地の緑地を移植し、雨水で小さな水場を作っています。今年はぶどうがなり、春~秋の間には木デッキに椅子を置いたりして、なごみのスペースになっています。2階寝室部分も、以前よりだいぶ涼しく感じられます。」
「このように予算と土地の広さ、建築条件などのさまざまな条件の中で、できる限り環境に負荷をかけない家作りをしてみたわけですが、やはり省エネということで大きな寄与をしてくれているのがOMソーラーシステムと南からの採光、通風です。夏場には、太陽熱がお湯を作ってくれるので、ほぼガス代は調理用のみになるほどです。南側の大きな開口部も冬の採光を最大限に取り込んでくれます。
これからの改良点は、北側の通風を活用すること。夏場の南北の通風を高めたいので、玄関に通風用の網戸をつけることを検討しています。
また、ペレットや薪を利用したストーブを置くのも個人的には憧れです。暖房を電気に頼るのはエネルギー効率が悪いですし、木質系の燃料は暖かさも人に優しい気がします。
建ててから7年がたち、そろそろ修理が必要な部分もでてきましたが、ますます愛着がわく我が家です。やはり、基本的な構造をしっかり作っていただいていること、家そのものが、その後の暮らし方、生き方につながってきたこと、そういう意味でも本当に自分にとって価値のある家だと思います。」
☆☆☆
この家は様々な雑誌に取り上げられました!
「太陽熱と雨水を利用した久我山の家」概要
構造/鉄筋コンクリート造地下1階+木造2階建て 敷地面積/123.16m2(37.25坪) 延床面積/134.04m2(40.54坪) 建築費/約3300万円(外構別) 2000年5月完成

Webマガジンおひさまスタイル
「エコハウス訪問」
投稿者 小宮歩 : 10:03
2010年03月05日
ひだまりハウス訪問1
地元吉祥寺に程近い杉並区久我山にある「陽だまりハウス」(2000年竣工作品)へ現在建物計画中のお客様をご案内しました!見学会などではわからない完成後の様子、11年目を迎えている「陽だまりハウス」のいまをご紹介!!
この家を取り上げたウェブマガジン(お施主様がまとめられた)がありまして、こちらの内容を引用させて頂き、お施主様目線でリポートしてみます!

Webマガジンおひさまスタイル
「エコハウス訪問」
☆☆
■太陽熱を利用したOMソーラーの家
冬の晴れた日の様子。陽だまりの家
右側の白くて丸い筒のようなものがOMソーラーダクト 太陽熱で暖められた空気を地下へ運ぶダクト 仕上げをしてインテリアに組み込んだ
キッチンの様子
■トイレや浴室以外ほとんどドアがないオープンな構造
この家の基本計画が太陽熱を利用した「OMソーラー」であることを書きましたが、我が家の特徴はもうひとつ、トイレや浴室以外ほとんどドアがないオープンな構造だということです。これは、地下の吹き出し口から出る温かい空気を家全体に昇らせていくためにも合理的なことですし、導線をシンプルにするという建築家の設計によるものです。(Webマガジンおひさまスタイルより)
■仕上げについて
また、リビングをはじめ、家の中の壁材はほぼ珪藻土*3を使いました。吹き付けのため、ボロボロと壁材が落ちて掃除が大変ですが(今はほぼそういうものはないようです)、その調湿機能や脱臭機能は非常に満足できるものです。以前の家ではビニールクロスを貼っていましたが、5年で変色し、結露も起きていたのに比べると、色が少し深いアイボリーになり、逆に落ち着きがでたぐらいです。
最近では、気軽にDIYで塗れる珪藻土もあるので、私も地下室の一部やカウンターなどで試してみています。プロのようにはいきませんが、塗りむらも味に感じられます。(Webマガジンおひさまスタイルより)
1階のLDKと連続した南庭の様子
南庭の一部は半地下のドライエリアと階段状でつながっている、半地下スペースから見渡せる「だんだん畑ならぬだんだん植栽!」
「庭の木はほとんど落葉樹にしたので、冬は葉を落として陽射しが入りやすく、夏は太陽を遮って木陰を作ってくれます。このような植栽もいわゆる「パッシブソーラーシステム」のひとつです。柿の木は住んでから7年目で実をつけるようになり、収穫の楽しみも加わりました。」
「そして、庭にはもうひとつ雨水が使える手押しポンプがあります。屋根に降った雨を地下のドライエリアの下の雨水タンクに集め、くみ出して、植物への水遣りなどに使っています。本当はトイレ洗浄水など中水にも雨水を使いたかったのですが、予算の関係であきらめました。雨水をくみ上げる手押しポンプ。主に植物への散水に使っている。」
■この家の設計コンセプト
限られた敷地だったので、廊下などの無駄なスペースを作らず、合理的で無駄のない動線を心がけました。そして、スキップフロアにすることで、地下も含めた各フロアで通風、採光がとれています。通風は、南北や東西だけでなく、上下の通風も考え、2階部分には天井部に窓をつけています。
また、OMソーラーシステムを導入することで地下の居住性が高まると共に、空間の連続感を可能にしています。そして、プランは家の中だけでなく、外の環境とのつながりを重視しました。例えば、南側のデッキは採光を最大限に考えた形になっています。(小宮成元)
■スキップフロアで廊下なし!
玄関が半地下の書斎スペースとLDKを結ぶスキップフロアとなっている
☆☆
スキップフロアで地下に下りると・・
半地下の和室スペース
「本当は地下を作らない方が予算的にも楽なのですが、37坪という土地の面積に対して4割しか建物を建ててはいけないという厳しい建築条件だったので、広さを確保するために必要なものでした」
半地下書斎スペース
「また、容積率も8割でしたので、容積率に入らない半地下*1を作ることや、デッキをうまくリビングにつなげて狭さを感じさせない設計を建築家の方が考えてくれました。半地下部分はワークスペースと収納、客間も兼ねる和室となっていますが、今になって思うと、この地下室を少し無理しても作っておいて、本当によかったと思っています。
というのも、この地下室の部分にOMソーラーの良さが最大限に発揮されています。普通は、地下室というと湿気と寒さ、通風など悪条件が重なるのですが、OMソーラーシステムで太陽の熱で暖められた外気が地下のコンクリートを温め、吹き出し口からも温かい空気が出てくることで、冬は大変暖かく、湿気の悩みもありません。夏の夜は放射冷却による夜の外気が取り入れられるので、適度に涼しく快適です。」
「我が家では、夏の間は客間としている和室を寝室に利用していますが、2階の寝室に比べると5度以上は確実に涼しく、ほぼ冷房なしで寝られます。温暖化やヒートアイランド現象*2で暑さが増している都市部では、寝る場所を季節によって変えられるようにしておくのも、ひとつの方法ではないかと思うほどです。和室と仕事部屋は可動式の引き戸で仕切り、和室側には月桃紙*3を貼りました。可動式にすることで、ライフスタイルの変化にも対応したり、多様性のある使い方ができるとの建築家の配慮からです。」
「そして、もうひとつ気に入っている点は、半地下なので、窓からは庭の植栽が眺められ、陽ざしも入って明るく、地下にいる圧迫感が感じられないことです。上半分は地上にあるため、通風、採光などをとる窓もつけられています。この家を建ててから、都心の事務所から引っ越して、自宅で仕事をする「SOHO」*4となったわけですが、1日中仕事をしていても、窓から緑が楽しめることで気持ちが和みます。」
「地下室にある大きな納戸は玄関ホール下のデットスペースを利用した場所ですが、季節の暖房器具やキャンプ用品から、生活消耗品の買い置きまで、我が家の大事なストックヤードとなってくれています。押入れを活用することもできますが、こんな風にストックヤードに収納を集中させることも、余分なものがはみ出さないですっきり住めるコツではと思います」
ダイニング上部を見上げると吹き抜けに面して浴室が!思い切って2階南側の一番日当たりが良い部分に浴室というプランニングです、浴室の様子や屋上緑化の様子はまた後日
「太陽熱と雨水を利用した久我山の家」概要
構造/鉄筋コンクリート造地下1階+木造2階建て 敷地面積/123.16m2(37.25坪) 延床面積/134.04m2(40.54坪) 建築費/約3300万円(外構別) 2000年5月完成
投稿者 小宮歩 : 08:40
2010年03月04日
吉祥寺で31年!『吉祥寺 美容・健康スタイル』
現在工事中の「吉祥寺のエコハウス」、昨年完成のリフォーム作品「古くて新しい家」など吉祥寺で31年目を走っております!!最近セミナーなどいろいろイベントをさせて頂いている関係で、吉祥寺近辺での建築相談うや計画が増えてきました~地元吉祥寺にてスタッフ一同奮闘中です、吉祥寺で担当させて頂いた作品紹介!!まずは作品ではなく現在発売中の地元雑誌のご紹介から!
『吉祥寺 美容・健康スタイル』(発行:吉祥寺グ~タイム吉祥寺、定価500円)という雑誌が地元・吉祥寺近辺で発売中!!発売開始からまもなく1年超、私どもの事務所紹介はおまけのようなもので、吉祥寺の美容健康に関するお店情報が満載の情報誌です。パンフレット等御問い合わせを頂く方には無料でプレゼントもしております!!吉祥寺近辺在住の方はぜひ立ち読みしてみてください

大好評の「吉祥寺食べある記」に続く吉祥寺特集第2弾として吉祥寺周辺の本屋においてあります、1年間の保存版、テーマが「美容」と「健康」、幅広い情報が満載です。吉祥寺の「美容」と「健康」に関するスポットを、グースタッフが吉祥寺の街を歩き回って集めてきました!とのこと。私どもの事務所は置いておくとして吉祥寺の健康ガイドブックとして活用できる本です。ぜひご覧いただければと思います。
ヘアサロン・エステサロン・ネイルサロン・コスメショップから、スポーツスクール・メガネショップ・シューズショップ、整体院や鍼灸院、歯科医院まで、とにかく「美」と「健康」にこだわったスポットが大集合した本です。
・・・・なぜ?うち(設計事務所)が・・・という疑問がわきますが、これまで吉祥寺にて30年間設計一筋、やはり「健康住宅」というキーワードで取材を受け、今回の掲載に繋がりました。

「でんぐり返しの家」にて踊るチビ。本の一番最後のページに掲載されております!
吉祥寺グータイムへ投稿者 小宮歩 : 01:09

